全日本選手権スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿は7日、公式予選が行われ、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が決勝レース1のポールポジションを、そして山本尚貴(TEAM無限)がレース2のポールポジションを獲得した。
いよいよ最終戦を迎えた2015年シーズンのスーパーフォーミュラ。今回の鈴鹿戦は2レース制で争われるため、予選Q1の順位でレース1のグリッドが、予選Q3の順位でレース2のグリッドが決まる。
Q1
午前から続くくもり空のもと、13時30分より気温20度、路面温度22度というコンディションで始まった20分間の予選Q1。開始とともに各車コースインすると、前半10分まずはタイムを計測。午前のセッションも首位で終えているロッテラーが1分39秒528をマークし、タイムシートのトップに名を刻んでセッション前半を折り返す。
残り10分ほどになると全車一旦ピットへ戻り、再び動きがあったのは残り6分というタイミング。中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が約1分タイミングを遅らせ、最後にコースへと向かっていった。
チェッカーに向けてアタックが行われていく中、タイムシート上位では山本を上回って石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が1分38秒392のタイムでトップに浮上。その後、ジェームス・ロシター(KONDO RACING)が石浦と同タイムで2番手に続くも、そのタイムを上回ってきたのがロッテラー。1分38秒354と刻み、ロッテラーがレース1のポールポジションを獲得することになった。