牧野クラッシュで赤旗終了【タイム結果】2019スーパーフォーミュラ第2戦オートポリス 土曜フリー走行

　スーパーフォーミュラ第2戦オートポリス、土曜予選日のフリー走行がウェットコンディションのなか開催され、悪天候により実質走行時間が半分以下になる状況のなか、石浦宏明（P.MU/CERUMO·INGING）がトップタイムをマーク。セッションは悪天候によりクラッシュなどが多発したため、赤旗終了となった。

　予報通り、朝から雨模様となった土曜日のオートポリス。風も強く、雨量の変化も激しいなか、午前8時50分から予定されていたフリー走行は国本雄資（KONDO RACING）がピットロードの先頭に並んでシグナルグリーンを待ってる段階で、セッションディレイが発表された。

　その後、9時20分からセッションは再開され、走行時間は30分に短縮される。しかし、この走り始めでニック・キャシディ（VANTELIN TEAM TOM’S）が第2ヘアピン前の高速区間で飛び出したところで、第2ヘアピンでは小林可夢偉（carrozzeria Team KCMG）がオーバーランし、その後動き出すも最終コーナーでストップ。同時に第3コーナーでルーカス・アウアーがアウト側に飛び出しクラッシュするなど同時多発的にアクシデントが発生し、ここで赤旗中断となる。

　セッションは9時36分から再開されるが、今度は開幕戦でポールポジションを獲得した牧野任祐（TCS NAKAJIMA RACING）がキャシディが飛び出した第2ヘアピン前の緩やかな右コーナーの高速区間で飛び出し、車体の左側からガードレールにクラッシュした模様で、左フロント、左リヤのサスペンション破損がモニターから確認された。牧野は救急車でメディカルセンターへ運ばれている。

　牧野のクラッシュですぐに赤旗が提示され、その後、セッション終了が発表された。

■2019全日本スーパーフォーミュラ選手権 第2戦オートポリス 土曜フリー走行タイム結果（編集部計）

天候：雨　路面：ウエット