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投稿日: 2016.09.24 14:53
更新日: 2016.09.24 19:55

【SF第6戦SUGO】関口が最終アタックで逆転。今季2度目のポール獲得

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スーパーフォーミュラ | 【SF第6戦SUGO】関口が最終アタックで逆転。今季2度目のポール獲得

 24日、スポーツランドSUGOで全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の公式予選が行われ、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が今シーズン2度目のポールポジションを獲得した。午前中のフリー走行で速さを見せた小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)はピットロードで接触というアクシデントがあり、Q1で敗退している。

■Q1

 セッション開始と同時に全車コースイン。まずは1セット目のタイヤで各車がタイムアタックを行うが、ここで1分6秒366で暫定トップタイムをマークしたのはアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)。以下、ストフェル・バンドーン、野尻智紀のDOCOMO TEAM DANDELION RACING勢が2番手、3番手に並んでいく。

 この時点のノックアウトゾーンには中山雄一(KCMG)、アタックラップに馬の背でコースオフを喫した国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)、塚越広大(REAL RACING)、ウィリアム・ブラー(KONDO RACING)の5名。しかし、15番手の中山と14番手につけた可夢偉との差はわずか0.064秒差と僅差となっていた。

 残り7分を切ったところで、各車が2回目のアタックに向かうが、ここで可夢偉と山本尚貴(TEAM 無限)がピットロード上で接触。可夢偉は山本のフロントウイングに乗り上げてしまい、メカニックらの手で動かされるまで数分を要してしまった。

 動ける状態となると、ノックアウトゾーンぎりぎりのポジションにいた可夢偉はそのままコースイン。一方、山本は一度ピットへ戻りフロントウイングを交換。残り3分を切ってコースインしたものの、アタックすることなくピットへ戻り、予選最下位となってしまった。

今季2度目のポールポジションを獲得した関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
今季2度目のポールポジションを獲得した関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

 Q1結果は、最後のアタックで関口が1分5秒586でトップ奪取。バンドーンが2番手につけ、3番手には小暮卓史(DRAGO CORSE)が入った。

 以下、中山、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、中嶋大祐、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、野尻、ベルトラン・バゲット(NAKAJIMA RACING)、ジェームス・ロシター(KONDO RACING)、ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)、ロッテラー、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)、塚越と続き、ここまでがQ2へ進出している。

 アクシデントに見舞われた可夢偉は最後のアタックでタイムを更新したものの、Q2進出には届かず15番手。ブラー、ポイントリーダーの国本、伊沢拓也(REAL RACING)もQ1で敗退している。


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