全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦しているTEAM MUGENは、10月25〜27日に開催される最終戦JAF鈴鹿グランプリにおいて、パトリシオ・オワードに代わりエストニア人ドライバーのユーリ・ビップスを起用することを発表した。
2000年生まれで現在19歳のビップスは、2017年にADAC F4選手権でタイトルを獲得した経験を持つ。この年はプレマ・パワーチームからFIA-F3にスポット参戦を果たし、2018年からはモトパークより同選手権にフル参戦。2019年はハイテックから出場し、ランキング4位でシーズンを終えた。
2018年の10月からレッドブル・ジュニアチームの一員となったビップスは、11月に行われるマカオGPにもハイテックから出場することになっている。
一方わずか3レースでスーパーフォーミュラのシートを明け渡すことになったオワード。2018年にインディ・ライツのタイトルを獲得し、2019年はインディカーやFIA-F2にスポット参戦していたオワードは、第4戦富士スピードウェイよりダニエル・ティクトゥムに代わってスーパーフォーミュラに出場していた。
初戦となった第4戦はいきなりウエットコンディションでのレースとなったが、第6戦岡山国際サーキットでは5位に入賞して初ポイントを獲得した。