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投稿日: 2019.10.25 19:55
更新日: 2019.10.25 20:06

山本、キャシディ、パロウが会見に登場。タイトル獲得に向け意気込みと自信を語る/スーパーフォーミュラ ランキングトップ3会見

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スーパーフォーミュラ | 山本、キャシディ、パロウが会見に登場。タイトル獲得に向け意気込みと自信を語る/スーパーフォーミュラ ランキングトップ3会見

 いよいよ迎えた全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦JAF鈴鹿グランプリ。今年はディフェンディングチャンピオンの山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、悲願のタイトル獲得を目指すニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)、そしてルーキーのアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)という3人が自力でタイトルを獲得できる可能性を持ってこの最終戦に臨むことになる。専有走行終了後、山本、キャシディ、パロウの3名が記者会見に登場し、それぞれの心境を語った。

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山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

ランキング1位/29ポイント

2019年スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
ディフェンディングチャンピオンとして最終戦を迎える山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

「チームを移籍して、前半戦は良い滑り出しだったと思います。中盤でノーポイントが続いてしまったのは痛かったですし、本来それをしたかったわけではないんですけど、こうして最後にポイントが接近しているというのはスーパーフォーミュラの難しさと厳しさを表しているのかなと思います」

「(ノーポイントのレースが続いたことについて)単純に自分の運転が上手くなかっただけです。TEAM MUGENと阿部さんとやっていたことによって見えなかった部分もあったし、チームを変えることよって新しい発見があるのかなと思ったこともチーム移籍の理由のひとつです。移籍しても中盤戦の失速というのが変わらなかったということは、自分が変わっていないということ。僕の運転の技術が少し低かったということがわかっただけでも収穫があったと思います」

「(昨年と似たような状況で最終戦を迎えることについて)人生において2度と同じ同じレースはないと思います。昨年と心境の違いがあるかと言われればあって当然ですし、今年はまた別のプレッシャーがのしかかっている。来年以降また同じようなシチュエーションになったとしても、今とはまるで違うプレッシャーがかかってくると思います」

「そのプレッシャーとどう向き合うかというのがドライバーの実力だと思いますし、それがドライバーに求められる仕事のひとつ。それを乗り越えた先に結果が待っていると思うので、今週自分がそのプレッシャーと向き合って戦っていけるのか、そこがひとつ楽しみな部分でもあります」

「(最終戦に向けて)連覇というのはあまり考えていません。両隣に強いライバル(キャシディとパロウ)がいますけど、このふたりだけではなくて誰が勝ってもおかしくない選手権なので、そのなかで勝って自分の強さを示したいなと思います。そのあとにチャンピオンがついてくると思うので、この1戦に賭けたいです」


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