スーパーフォーミュラ：全21台のチーム体制が固まる。ドライバー未定はあと“2席”

　2月7日、TOYOTA GAZOO Racingが2020年のモータースポーツ活動計画を発表し、このなかで全日本スーパーフォーミュラ選手権にTRD Biz-01Fを使用する6チーム11台のチーム一覧が発表された。1月10日にホンダから発表されているホンダ／M-TEC HR-417Eエンジン使用の6チーム10台とともに、全21台のチーム体制が確定している。

　2種類のエンジンが使用されるスーパーフォーミュラでは、例年トヨタ、ホンダの両メーカーのモータースポーツ活動計画に合わせて、ほとんどのドライバーとチーム体制が発表されている。ホンダ／M-TEC勢では、2020年にThreebond Drago CORSEの参戦が決定。女性ドライバーのタチアナ・カルデロンを起用する。

　一方、2月7日に発表されたトヨタ／TRD Biz-01F勢のなかでは、carrozzeria Team KCMGが2台体制になったほか、新たにROOKIE Racingが大嶋和也ともにエントリー。21台が揃っている。

　まだVANTELIN TEAM TOM’Sのカーナンバー1、REAL RACINGのカーナンバー17が“未定”となっており、21名のドライバーが出そろったわけではないが、2月7日の段階で、スーパーフォーミュラに一戦も出場がないルーキードライバーは、サッシャ・フェネストラズ（KONDO RACING）、カルデロン（Threebond Drago CORSE）、シャルル・ミレッシ（B-Max Racing with Motopark）、大湯都史樹（TCS NAKAJIMA RACING）となっている。

　移籍もそこまで多くはないシーズンではあるが、2020年も蒼々たるメンバーが争うことになりそうなスーパーフォーミュラ。シーズン最初のテストである3月の鈴鹿までに、残りの2席がどうなるのかも含め気になるところだ。

2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権　エントリー

※（R）：ルーキードライバー
※1月10日のホンダからの発表、2月7日のトヨタからの発表を編集部でまとめたものです。公式なものではありません。