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投稿日: 2020.04.09 14:44
更新日: 2020.04.10 21:22

スーパーフォーミュラが規則変更を盛り込んだ2020年開催概要を発表。第2・3戦については調整中

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スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラが規則変更を盛り込んだ2020年開催概要を発表。第2・3戦については調整中

 4月9日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は、2020年シーズンの開催概要について発表した。例年は鈴鹿サーキットでのモースポフェス等で記者発表会とともに公開されるものだが、今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、資料のみの公開となった。ただ、その中でも多くの規則変更が盛り込まれている。

 全日本F2、全日本F3000、そしてフォーミュラ・ニッポンと名前や運営を変えながらも、国内トップフォーミュラとして長い歴史を誇るスーパーフォーミュラ。近年はヨーロッパを中心としたフォーミュラの構造再編もあり、海外からも高い注目を集めている。2020年も、海外からFIA-F2を経験したドライバーが参戦することになり、日本のトップを決めるだけでなく、F1に繋がるシリーズとしても位置づけられている。

 そんなスーパーフォーミュラの2020年のシリーズ概要については、さまざまな内容が記載された。なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となっている第1戦鈴鹿、第2戦富士、第3戦オートポリスについては、すでに既報のとおり第1戦鈴鹿は11月の第7戦を11月15日開催とし、第1戦は11月14日に開催されることになっている。ただ第2戦富士、第3戦オートポリスについては、日程調整中という内容に留まった。

■予選システム、1レースあたりの獲得ポイントが変更に

 まずレースについては、第1戦・第7戦については調整中とされているが、全戦を250km(100分のタイムキャップ制)のレース距離で開催する。予選方式はすべてノックアウト形式だが、2019年からは予選Q2進出がこれまでの12台から、14台に変更された。Q3進出車両は8台で変わらない。

 また、2020年はポイントシステムが変更された。2019年までは優勝10点、2位8点、3位6点で以下10位までポイント獲得が可能だったが、2020年からは下記のポイントに変更された。優勝や表彰台獲得で、より大きなポイントを獲得できる。

・2020年からの獲得ポイント
1位:20点
2位:15点
3位:11点
4位:8点
5位:6点
6位:5点
7位:4点
8位:3点
9位:2点
10位:1点

 また、新たに予選トップ3もポイントを獲得できることになった。1位:3点、2位:2点、3位:1点となっており、もし仮にポール・トゥ・ウインを果たせば、1レースで23ポイントを獲得できることになった。

全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦鈴鹿の表彰台
2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦鈴鹿の表彰台
坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)

■タイヤの規定も変更に。ピット作業も変わる?


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