【タイム結果】2020スーパーフォーミュラ もてぎ公式テスト：関口雄飛がトップタイムをマーク

　2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕戦をいよいよ二日後に控えた8月28日（金）、ツインリンクもてぎで公式テストが行われ、関口雄飛（ITOCHU ENEX TEAM IMPUL）がトップタイムをマークした。

　3月末に行われた富士テストから5ヵ月の時を経て、やっとスーパーフォーミュラのサウンドがサーキットに戻ってきた。開幕戦を前に行われたセッションは雲はあるものの、日が差すなかでスタートした。

　開始20分、赤旗が提示される。今シーズン、TCS NAKAJIMA RACINGからスーパーフォーミュラデビューを果たす大湯都史樹がヘアピンの立ち上がりでコースオフ。グラベルにハマってしまい、回収のためにセッションが一時中断される。

　13時36分セッション再開。その後、大きなトラブルもなく、各車、精力的に周回を重ね、セッション約1時間が過ぎた時点でトップは福住仁嶺（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）の1分34秒925。２番手にはチームメイトの山本尚貴（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）が1分35秒045で続く。3番手はWECスパから帰国した山下健太の1分35秒057。

　セッション後半は各車、ニュータイヤを投入しているのか、自己ベストを更新するマシンが増え、順位に変動が出始める。

　セッション終盤の時点で小林可夢偉（carrozzeria Team KCMG）がトップに立っていたが、残り2分を切った時点で福住仁嶺（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）が1分33秒903でトップに。

　このままセッション終了かと思われたが、最後の最後で、各車がタイムアタックを行い、目まぐるしく順位が変わる展開となった。

　最終的にトップタイムをマークしたのは関口雄飛（ITOCHU ENEX TEAM IMPUL）で1分33秒717をマーク。２、3番手には石浦宏明（JMS P.MU/CERUMO・INGING）、山本尚貴（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）が続いた。

　以下、４番手には野尻智紀（TEAM MUGEN）、5番手には福住仁嶺（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）。来日できなかった外国人ドライバーに変わり、今週末の開幕戦でスーパーフォーミュラデビューを迎える笹原右京（TEAM MUGEN）、名取鉄平（Buzz Racing with B-Max）はそれぞれ16、19番手につけている。

　明日、8月29日（土）は午前中に専有走行、午後にフリー走行が行われる。

■2020全日本スーパーフォーミュラ選手権 もてぎ公式テスト タイム結果（編集部計）

天候：晴れ　路面：ドライ