autosport web

 8月末に開催された2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕戦から約1カ月、岡山国際サーキットで第2戦の幕が開けた。9月26日(土)の午前中に行われた専有走行では、野尻智紀(TEAM MUGEN)が最速タイムを記録した。

 前日は雨が降っていた岡山国際サーキットだが、この日は曇り空ではあるもののドライコンディションでセッションがスタート。セッション開始7分が経過した時点で、大嶋和也(ROOKIE Racing)がトラブルによるものなのか、1コーナーでクラッシュ。大嶋に怪我はなかったが、マシン回収のため赤旗が提示される。

 この回収に15分ほどを要し、10時42分にセッション再開。DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2台を先頭に全車がコースへ出て行った。今週末最初の走行ということもあり、各車セッティングを調整しながら、走行を続けていく。

 前戦のもてぎでは、ややセッティングの合わせ込みに悩んでいた様子も見られたTEAM MUGENが序盤から好調で、野尻智紀(TEAM MUGEN)がトップ、チームメイトで今回が2レース目となる笹原右京(TEAM MUGEN)も3番手につけた。

 セッションもそろそろ終わりかという11時38分、アトウッドコーナーで坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がコースオフ。マシンは破損していないものの、グラベルにはまってしまい、車両回収のためこの日二度目となる赤旗が振られた。この赤旗を持ってセッションは終了となった。

 トップは1分13秒741を記録した野尻智紀(TEAM MUGEN)。2番手には大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、3番手笹原右京(TEAM MUGEN)、4番手福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、5番手牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)というトップ5の顔ぶれとなっている。

 このあと、14時00分からは1時間のフリー走行が予定されている。

■2020全日本スーパーフォーミュラ選手権 第2戦岡山 専有走行タイム結果(編集部計)

天候:曇り 路面:ドライ

Pos. No. Driver Team Engine Time
1 16 野尻智紀 TEAM MUGEN HONDA 1’13.741
2 65 大湯都史樹 TCS NAKAJIMA RACING HONDA 1’13.838
3 15 笹原右京 TEAM MUGEN HONDA 1’14.068
4 6 福住仁嶺 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HONDA 1’14.127
5 64 牧野任祐 TCS NAKAJIMA RACING HONDA 1’14.145
6 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA 1’14.171
7 39 坪井翔 JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA 1’14.328
8 20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA 1’14.390
9 36 宮田莉朋 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA 1’14.455
10 7 中山雄一 carrozzeria Team KCMG TOYOTA 1’14.536
11 12 塚越広大 ThreeBond Drago CORSE HONDA 1’14.602
12 5 山本尚貴 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HONDA 1’14.613
13 1 N.キャシディ VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA 1’14.628
14 38 石浦宏明 JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA 1’14.687
15 18 国本雄資 carrozzeria Team KCMG TOYOTA 1’14.800
16 3 阪口晴南 KONDO RACING TOYOTA 1’14.856
17 4 S.フェネストラズ KONDO RACING TOYOTA 1’14.922
18 50 高星明誠 Buzz Racing with B-Max HONDA 1’15.092
19 14 大嶋和也 ROOKIE Racing TOYOTA 1’16.049

本日のレースクイーン

桑田彩くわたあや
2025年 / オートサロン
VeilSide
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    もっと見る
  • auto sport

    auto sport 2025年4月号 No.1606

    [検証]F1史上最大の番狂わせ
    ハミルトン×フェラーリ
    成功の確率

    詳細を見る