2020年シーズンの全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦となる第7戦の公式予選が終了した。シリーズタイトルの獲得の可能性を残している野尻智紀(TEAM MUGEN)がポールポジション、山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が3番手と、予選でポイントを獲得している。改めてシリーズタイトル獲得の条件を確認しよう。
決勝順位 | 獲得ポイント | 山本尚貴(56pt) | 平川亮(55pt) | 野尻智紀(47pt) | N.キャシディ(42pt) |
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優勝 | 20 | 76 | 75 | 67 | 62 |
2位 | 15 | 71 | 70 | 62 | 57 |
3位 | 11 | 67 | 66 | 58 | ー |
4位 | 8 | 64 | 63 | ー | ー |
5位 | 6 | 62 | 61 | ー | ー |
6位 | 5 | 61 | 60 | ー | ー |
7位 | 4 | 60 | 59 | ー | ー |
8位 | 3 | 59 | 58 | ー | ー |
9位 | 2 | 58 | 57 | ー | ー |
10位 | 1 | 57 | ー | ー | ー |
10位以下(ノーポイント) | 0 | 56 | ー | ー | ー |
・上記表の獲得ポイントは第7戦で有効ポイントを獲得する前提で、これまでの上位4大会分のポイントと第7戦公式予選の獲得ポイントを加えたもの
・相手の順位に関わらずタイトル獲得となる箇所は太文字
・シリーズタイトル獲得の可能性がなくなる箇所は『ー』
公式予選の結果、山本が1ポイントを獲得し、ポイントランキングトップに浮上。これにより、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がシリーズタイトルを獲得するには山本の前でチェッカーを受けることが絶対条件となった。
ポールポジションの3点を獲得した野尻智紀は、表彰台が絶対条件となる。さらに、山本と平川の順位次第ではタイトル獲得とはならない。
最後尾スタートとなるニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)には優勝しか残されていない。山本が6位、平川が5位以下でチェッカーを受けなければ届かないという非常に厳しい条件となっている。