【タイム結果】スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿土曜日フリー走行

　SUZUKA 2×4 RACEとして開催されるスーパフォーミュラ第2戦の最初のセッションとなるフリー走行が4月24日（土）に鈴鹿サーキットで開催され、赤旗の中断を挟んで最後は福住仁嶺（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）がトップタイムをマーク。午後の予選に向け最高のスタートを切った。

　曇り空から序々に日差しが強まり始め、セッション開始時には快晴となったフリー走行1回目。90分のセッションが始まり、順調に19台のマシンがコースインしたからに見えた開始15分後、この第2戦鈴鹿が今季デビュー戦となる松下信治（B-Max Racing team）が日立Astemoシケインでストップ。

　どうやら130R手前からスロー走行していたようで、エンジンの電装系のトラブルの模様。このアクシデントにより、セッションは赤旗中断となった。

　約10分後にはセッションが再開し、この時点でのトップはTCS NAKAJIMA RACINGの山本尚貴。笹原右京（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）、関口雄飛（carenex TEAM IMPUL）が続く。注目のデビュー戦となるジュリアーノ・アレジ（Kuo VANTELIN TEAM TOM’S）は8番手で序盤を推移していく。

　その後、順位は大きく変わらず、松下もコースに復帰し、大きなトラブルではなかった模様だ。

　そして残り15分を切ったあたりで、何台かが予選シミュレーションとしてニュータイヤを投入。松下がこの時点で8番手タイムをマークし、セッション序盤からトップタイムをマークしていた山本もニュータイヤを投入した様子で1分38秒886でトップタイムを更新。

　開幕戦ポール・トゥ・ウインの野尻智紀（TEAM MUGEN）もニュータイヤでコースインし、1分39秒294の4番手タイム。その後、野尻のタイムをアレジが更新。

　そしてトップタイムを平川亮（carenex TEAM IMPUL）が奪い、さらに関口が上回る。その後に宮田莉朋（Kuo VANTELIN TEAM TOM’S）が首位を奪ったと思いきや、最後は福住仁嶺（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）が1分38秒115のタイムでタイムシートのトップを決めた。

　この週末はフォーミュラ・ライツにN-Oneが併載され、スーパーフォーミュラの予選前には約40台のマシンが参戦する2輪のJSB1000のレース1が控えており、路面コンディション、路面のゴムの状況は大きく変化すると予想されている。

●スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿　4月24日　フリー走行タイム結果

　※編集部計