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投稿日: 2021.12.07 11:11
更新日: 2021.12.07 14:34

スーパーフォーミュラ鈴鹿合同テストの初日はウエットに。午前は大湯都史樹がトップタイム

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スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラ鈴鹿合同テストの初日はウエットに。午前は大湯都史樹がトップタイム

 全日本スーパーフォーミュラ選手権の鈴鹿合同テストは12月7日、三重県の鈴鹿サーキットでウエットコンディションのなかテスト1日目午前のセッション1が行われ、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が1分51秒935でトップタイムをマークした。2番手には関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)、3番手にはサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)がつけた。

 シーズンオフ恒例の鈴鹿での合同テスト。すでに12月6日にTOYOTA GAZOO Racingから2022年の体制が発表されるなど、2022年に向けた動きが本格化しているスーパーフォーミュラだが、その発表の翌日、合同テストの1日目がスタートした。

 このセッション1では、複数ドライバーを登録しているチームのうち、ROOKIE Racingの14号車は引退が発表されたばかりの中嶋一貴がドライブ。KCMGの18号車は、まずは国本雄資が乗り込んでいる。またRed Bull MUGEN Team Gohの15号車は佐藤蓮が乗り込んだ。

 ただ、前日から鈴鹿は雨模様で、スーパーフォーミュラ・ライツの合同テスト初日が行われていた12月6日よりも雨脚は強く、8時45分からのセッション1では、序盤走行を見合わせる車両も多数見られた。

 しかし走行開始から30分が過ぎる頃になると、多くのマシンがコースへ。ラップタイムも2分台から1分55秒ほどに。大湯やフェネストラズが1分52秒台にタイムを上げていった。大湯はさらに、開始から1時間というところでさらにタイムを削っている。

 そんななか、開始から1時間03分というタイミングで、野尻智紀(TEAM MUGEN)がヘアピンのアウト側にグラベルストップ。このセッション唯一の赤旗中断となった。なお野尻はセッション終盤には再度コースインしている。

 再開後もフルウエットの状況は変わらなかったが、各車とも積極的に周回を重ね、大湯、フェネストラズ、さらに終盤にはDANDELION RACINGから参加する大津弘樹、阪口晴南(INGING MOTORSPORT)らがタイムアップ。牧野任祐(DANDELION RACING)、山下健太(KONDO RACING)らが続いた。

 セッション1では残り10分を切ったあたりから各車が再度コースインし、ベストタイムを更新していく。ここで関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)が1分51秒945にタイムアップし2番手につけるが、大湯が13周目にマークしたタイムは更新されず。大湯、関口、フェネストラズというトップ3となった。

 鈴鹿サーキットではスーパーフォーミュラの走行が終わった直後からスーパーフォーミュラ・ライツの合同テストセッション3がスタート。スーパーフォーミュラは14時から午後のセッション2が行われる。

関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)
関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)
サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
大津弘樹(DANDELION RACING)
大津弘樹(DANDELION RACING)
佐藤蓮(Red Bull MUGEN Team Goh)
佐藤蓮(Red Bull MUGEN Team Goh)
中嶋一貴(ROOKIE Racing)
中嶋一貴(ROOKIE Racing)
グランドスタンドには、引退する中嶋一貴への応援の横断幕、旗がファンの手によって掲げられた。
グランドスタンドには、引退する中嶋一貴への応援の横断幕、旗がファンの手によって掲げられた。
ROOKIE Racingのピットには、走行を見つめる大嶋和也とトムスの東條力エンジニアの姿が。
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