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投稿日: 2022.03.22 12:10
更新日: 2022.03.25 14:11

赤旗3回、雨から雪へ。2度目の公式合同テストは荒れ模様のスタートに【富士テスト1日目午前】

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スーパーフォーミュラ | 赤旗3回、雨から雪へ。2度目の公式合同テストは荒れ模様のスタートに【富士テスト1日目午前】

 3月22日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2回公式合同テストの1日目が富士スピードウェイで行われ、10時10分からの90分間のセッション1は雨のち雪というウエットコンディションのなか、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)がトップタイムをマークしている。

 3月7〜8日に鈴鹿サーキットで行われた第1回の公式合同テストに続き、今季2度目のテストとなる。開幕戦と同じ富士スピードウェイ、さらに開幕前最後の走行機会となることから、今季を占う上でも重要な位置付けのテストとなる。

 しかしながら、走行初日を迎えた富士スピードウェイはあいにくの雨模様。2日目となる23日にはドライコンディションが見込まれることからスケジュールが変更され、当初予定より1日目午前のセッション1が30分短縮、2日目午後のセッション4が30分延長されることが発表されている。

 10時10分から始まったセッション1では、雨ということもあってかセッション開始と同時にコースインする車両はまばら。三宅淳詞(TEAM GOH)、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)らがタイム計測を行うなか、セッション開始5分すぎで早くも赤旗が提示される。

 大嶋和也(docomo business ROOKIE)が、300Rアウト側でストップしており、この車両を回収。10時26分にセッションが再開された。

 その後、新たに走行を始める車両も少しずつ出始めたが、セッション半ばになってもタイム計測をした車両は10台ほど。

 その後、TGR(1)〜2コーナーでジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)がスピンしたため、2度目の赤旗に。さらにセッション再開後、今度は300Rでアレジが再度コースオフし、3度目の赤旗中断となった。

 この頃からサーキットに降っていた雨は雪へと変わり始めた。11時28分にセッションが再開すると数台のマシンがコースインしたが、雪と低気温もあいまって本格的な走行には至らなかった。

 結局セッションは、最多となる19周を走り込んだ大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)がトップタイムをマーク。2番手にはWEC世界耐久選手権第1戦から帰国したばかりの平川亮(carenex TEAM IMPUL)、3番手に野尻智紀(TEAM MUGEN)がつける結果となった。なお、7台のマシンがタイムを記録していない。

 午後のセッション2は14時40分から行われる予定だ。
《追記》
 降雪のため、14時40分から予定されていたセッション2はキャンセルとなった。テスト2日目午前のセッション3は、23日9時50分の開始が予定されている。

2022スーパーフォーミュラ富士合同テスト 平川亮(carenex TEAM IMPUL)
2022スーパーフォーミュラ富士合同テスト 平川亮(carenex TEAM IMPUL)
2022スーパーフォーミュラ富士合同テスト 野尻智紀(TEAM MUGEN)
2022スーパーフォーミュラ富士合同テスト 野尻智紀(TEAM MUGEN)
2022スーパーフォーミュラ富士合同テスト 国本雄資(KCMG)
2022スーパーフォーミュラ富士合同テスト 国本雄資(KCMG)
2022スーパーフォーミュラ富士合同テスト ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
2022スーパーフォーミュラ富士合同テスト ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
2022スーパーフォーミュラ富士合同テスト 大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
2022スーパーフォーミュラ富士合同テスト 大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
降雪に見舞われた3月22日の富士スピードウェイ。午後のセッションはキャンセルとなっている
降雪に見舞われた3月22日の富士スピードウェイ。午後のセッションはキャンセルとなっている


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