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投稿日: 2022.04.27 21:00
更新日: 2022.04.28 19:31

ドライバーたちのSNS投稿で振り返る、2022年スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿【国内SNSまとめ】

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スーパーフォーミュラ | ドライバーたちのSNS投稿で振り返る、2022年スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿【国内SNSまとめ】

 4月23〜24日、2022年シーズンの全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦が、鈴鹿サーキットで開催され松下信治(B-Max Racing Team)が初優勝を飾った。ここでは第3戦鈴鹿に参戦したドライバーたちのSNS投稿から、各々の第3戦決勝を振り返ろう。

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 ウエットコンディションとなった第3戦鈴鹿決勝レース。残り2周を迎えたところで、ポールから首位を守り続けた野尻智紀(TEAM MUGEN)に1コーナーで大外刈りを決めてトップを奪った松下信治(B-Max Racing Team)。自身、そして2017年シーズンから参戦するB-Max Racing Teamにとっても初めてとなるスーパーフォーミュラ優勝を飾った。松下は決勝翌日、昨年までスーパーGTで所属したTEAM IMPULの星野一義監督からも祝福の電話を受けたことをTwitterで明かした。

 レース後は悔しいと呟いていた野尻だったが、翌日には早くも「悔しさから切り替えていこう」と気持ちを切り替え、また、2021年の第7戦から4戦連続表彰台を獲得していることをあげて、「雨でも晴れでも昨年最終戦から4戦連続表彰台。でも絶対もっと出来る。自己肯定と否定のバランスとっていこう。もっと突き抜けたい」と投稿した。

 終盤、ポジションを下げることとなったが、今季初表彰台を獲得した牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。「とても悔しいけど勝つ為に出し切ったしやれる事はやり切りました」と綴り、最後には初優勝を挙げた松下、そしてB-Max Racing Teamと本山哲監督を祝福している。

 5位入賞を果たした小林可夢偉(KCMG)は「もっと上を見て、もっと速く、もっと強く」と綴った上で、現地から声援を送ったファンに向けて「雨の中、現地での応援有り難う!」とメッセージを送った。第2戦富士に続き、2戦連続ポイント獲得となった可夢偉。KCMGチームとともに復調の兆しが見え、今シーズンの活躍が楽しみな存在だろう。

 可夢偉と同じく国本雄資(KCMG)も予選から好調を見せ、決勝は6位入賞。今季初ポイントを獲得した。長く苦しい戦いが続いていた2016年のシリーズチャンピオンも「今週末気持ち良く走らせてくれたチームに感謝!これからだ」と綴っており、今後の巻き返しに期待したい。

 12番手スタートから5つポジションを上げて7位でチェッカーを受け、シリーズランキング2位を守った平川亮(carenex TEAM IMPUL)。レース後の呟きでは「雨のレースもタイヤ交換あったら面白そうなんですけど、どうでしょう?」と投稿している。

 第2戦富士に続いて今季2度目のポイント獲得を果たした大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。5月21〜22日に開催される第4戦オートポリスまでのインターバルを通じてどのような進化を遂げるのか、注目したいところだ。

 9位に入り、待望の今季初ポイントを掴んだ山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)。「『あともう少し!』そんな手応えを掴めた2日間だったと思います」と自身のInstagramに綴った。2020年シーズン王者の復調の兆しは、2022年シーズンの楽しみなポイントだ。

 富士でのインパクトのあるデビューから一転。鈴鹿では終始不調に悩まされた佐藤蓮(TEAM GOH)。予選ではQ1敗退となり、15番グリッドからのスタートとなったが、決勝では10位に入り、貴重な1ポイントを獲得した。

 予選は20番手、決勝は12番手に終わった阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)だが、「こんな結果でも考えてる時は何だか楽しい。次は車がどんな挙動になるのかなと思うとワクワクします」と投稿。次戦に向けた前向きな思いを綴っている。

 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)は、決勝後半のコンディションを大雪のなか郡サイ(群馬サイクルスポーツセンター)で収録されたYouTube番組にたとえた。

 4月24日に26歳の誕生日を迎えた笹原右京(TEAM MUGEN)。しかし、そんな記念すべき鈴鹿大会は試練の一戦となった。第4戦オートポリスでは、第1戦富士で見せたポールポジションの再現はあるのだろうか。こちらも注目したい存在だ。

 4番グリッドスタートも、クラッチに問題でスタートで大きく出遅れ、さらに無線にも不具合が発生した宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)。「これも経験。そう思って次のオートポリスまで、しっかり立て直したいと思います」と綴った。

 6番グリッドスタートから、好スタートを決めて4番手まで浮上した坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)。久しぶりの表情台獲得も現実的だったが、急にグリップを感じられなくなり、11周目にピットイン。決勝をトップから1周遅れの20位でチェッカーとなった。

 デビューイヤーながらも、富士の2戦では続けてポイントを獲得していた三宅淳詞(TEAM GOH)。しかし、第3戦はマシントラブルでリタイアとなった。チームメイトの佐藤と繰り広げているルーキー・オブ・ザ・イヤー争いは2ポイント差と拮抗。そのリードを広げることができるのか、次戦オートポリス大会の走りに期待したいところだ。


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