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投稿日: 2022.07.16 11:05
更新日: 2022.07.16 11:46

スーパーフォーミュラ第6戦富士に綾瀬市長が訪問。地元のB-Max Racing Teamと松下信治を激励

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スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラ第6戦富士に綾瀬市長が訪問。地元のB-Max Racing Teamと松下信治を激励

 静岡県の富士スピードウェイで行われている全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の予選日にあたる7月16日(土)、B-Max Racing Teamのピットに神奈川県綾瀬市の古塩政由市長が訪れ、チームの活躍ぶりを観るとともに、組田龍司総代表、松下信治に綾瀬市のトマト、コーンをプレゼントした。

 スーパーフォーミュラに参戦するB-Max Racing Teamは、親会社である屏風浦工業とともに神奈川県綾瀬市深谷中に綾瀬工場を、大和市下草柳に大和工場を構えており、スーパーフォーミュラは綾瀬工場でメンテナンスを行っている。そんなB-Max Racing Teamは松下を擁し、4月24日の第3戦鈴鹿でチームにとってスーパーフォーミュラでの初優勝を飾った。

 チームは鈴鹿でのレース後、5月11日に松下と組田総代表が綾瀬市役所を訪れ、古塩市長に優勝を報告した。「日本のカテゴリーではスーパーフォーミュラがいちばん上ですし、世界的に見てもF1やインディカーとも並ぶカテゴリーなので、そこで優勝できたことをぜひご報告したかった」という組田総代表の希望もあり実現したものだ。

「自動車関連の企業が多く、みんなが自動車に頼っているような町なので、そんな自動車を使ったスポーツのいちばん上で勝ったこと、こういったスポーツを知ってもらいたいという思いもあった」と組田総代表。

 その優勝報告を受けて、「いろんなお話を聞き、私もぜひとも聞くだけではなく、観てみたい、体験してみたいと思い、こういう機会があったのでうかがいました」という古塩市長の意向を受けて今回の訪問が実現した。

「綾瀬市は事業所が神奈川県でも4番目に多い市で、そのなかでも自動車関連の企業が多い町です。その綾瀬市内の企業が、自動車レースの日本最高峰で優勝したということは私たちにとってもこんな光栄なことはありませんし、市民としても誇りです。市としても応援していこうと思い、私も現場を体験したいと参りました」

 こうして実現した古塩市長のスーパーフォーミュラ訪問だが、松下からも車両の説明などが行われ、「あれだけ多くのチームスタッフが関わっているのは驚きましたし、あのステアリングだけですべてを操作し、外部とも通信をしながら走るというのはすごいことです。ただ単に運転が上手いだけではなく、マシンを“使いこなす”能力がなければ速く走れない、大変なスポーツだと分かりました」と市長も驚いた様子。

「チームスタッフも非常に細かな調整を行っており、すべてが集まってクルマができ、レースができるのが良く分かりました。市役所のなかにいるだけでは分かりませんね(笑)。システマチックにできていると思いましたし、レースはチームワークなんですね」

 綾瀬市は農業も盛んだが、この日の訪問では古塩市長から松下のトレードマークとも言えるトマト、そしてコーンがプレゼントされた。市長への訪問を受け、それをタウンニュースで知った県立綾瀬高校からも、チームに講演の依頼も来たとのこと。

 組田総代表は「未来をみている子どもたちにも、こういう職業、スポーツがあること、クルマの楽しさを伝えていきたいと思います。綾瀬のなかでも頑張っているレーシングチームがあること、そして綾瀬自体もPRしていきたいと思います」と今後も綾瀬市を拠点として、地域もアピールしていきたいと語った。

古塩政由市長と組田龍司総代表、本山哲監督、松下信治
古塩政由市長と組田龍司総代表、本山哲監督、松下信治
古塩政由市長からあやせトマトを渡され笑顔の松下信治
古塩政由市長からあやせトマトを渡され笑顔の松下信治
古塩政由市長にスーパーフォーミュラを説明する松下信治(B-Max Racing Team)
古塩政由市長にスーパーフォーミュラを説明する松下信治(B-Max Racing Team)
古塩政由市長と話す組田龍司総代表、本山哲監督
古塩政由市長と話す組田龍司総代表、本山哲監督


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