レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

投稿日: 2017.02.18 14:40
更新日: 2017.02.18 14:47

【ピエール・ガスリーInterview1回目】謙虚なナイスガイが語る、スーパーフォーミュラでの戦い

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーフォーミュラ | 【ピエール・ガスリーInterview1回目】謙虚なナイスガイが語る、スーパーフォーミュラでの戦い

 チーム無限からスーパーフォーミュラに参戦することが決まって実現した今回の来日。多くの取材に追われながら、真摯に応える態度がとても印象的だった。

「メディアへの対応は大変だと思わない。F1に行けば多くの取材に応えなきゃいけないし、そのために経験を積んでおくのは大切なことだから。それ以上に、僕のキャリアをフォローして応援してくれている人たちだからこそ、たくさん質問があると思うんだ。取材を通して人間関係が築けていけるのは、とても素敵なことだよ」

GP2チャンピオンの肩書きで鳴り物入りでスーパーフォーミュラに参戦するガスリーだが、意外にも謙虚な物腰。
GP2チャンピオンの肩書きで鳴り物入りでスーパーフォーミュラに参戦するガスリーだが、意外にも謙虚な物腰。

日本に来たのは今回が2回目。だから日本のことは「ほとんど知らなくて」。リップサービスなしに、正直に言う。

「僕にとってはまったく新しい世界だと言ってもいいくらいだよ。2015年の日本GPのときにはリザーブドライバーとしてレッドブル・チームと一緒に鈴鹿に行ったけど、他のことをする時間の余裕はなかった。だから日本について僕が知っているのはマンガと(笑)、ゲームが大好きだからゲームと……もちろん、テレビやメディアで伝えられる情報はあるけど、それは本当の意味での経験とは違うから」

 スーパーフォーミュラに関しても、正直に言うと大した知識は持ち合わせていない。でも、21歳になったばかりのピエール・ガスリ―が口にすると「知らない」という言葉がとてもポジティブに響いてくる。

「本当に、僕にとってはすべてが新しい世界だ。新しい国、新しい選手権、新しいマシン、新しいサーキット。鈴鹿だけはレッドブルのシミュレーターで走ったことがあるけど、他のコースはまったく知らない。だから同時にたくさんのことを勉強しなきゃいけないと思う。ストフェル(バンドーン)やロイック・デュバルには、日本での生活や仕事の進め方、マシンがどんなふうに作動するかとか、少し教えてもらった。でも、自分で経験していくことが大切だと思うし、3月上旬の鈴鹿でのテストで見極めていきたいと思う」


関連のニュース