3月25日、株式会社PIST6と千葉市が主催するeモータースポーツの体験イベント『eMOTORSPORTS EXHIBITION 2023 in TOKYO』が、千葉市の競輪場『TIPSTAR DOME CHIBA』で開幕した。
3月25〜26日の二日間にわたり開催されるイベントには、最新鋭のレーシングシミュレーターが9台登場。さらに、会場にはスーパーフォーミュラの『ダラーラ・SF19』の実車が展示されたほか、プロドライバーによるバーチャルデモランが実施された。
会場となったのは千葉駅からもほど近い屋内型競輪場『TIPSTAR DOME CHIBA』。千葉競輪跡地に2021年に誕生し、周長250mの国際基準の木製バンクを有し、独自の自転車トラックトーナメント『PIST6』を開催している。トップ選手がしのぎを削り、競輪らしい迫力のレースが繰り広げられるほか、屋内型競輪場ということで充実した映像・レーザー照明機器を備えており、ハーフタイムショーの間には非日常空間を演出するさまざまな催しを実施し、訪れた観客を楽しませている。
そんな『TIPSTAR DOME CHIBA』の周長250mの国際基準の木製バンクの内側に位置するアリーナに、最新鋭のレーシングシミュレーターを展示し、eモータースポーツを体験できるイベントとして開催されたのが『eMOTORSPORTS EXHIBITION 2023 in TOKYO』だ。開催にあたり、eモータースポーツ大会のオーガナイザーとして実績のあるレーシングヒーローと、ブレインテックを活用したドライビングテクニック向上を計る実証実験を展開するKDDIをはじめとするさまざまな企業が協力。
さらに、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション（JRP）、M-TECといったリアルレースで活躍する企業も後援することとなり、『ダラーラ・SF19』の実車が展示されたほか、2022年に野尻智紀が2度目のSFタイトルを掴んだ際のマシンカラーリングに彩られたレーシングシミュレーター『ZR-SF14-Formula』も登場した。
また、15時から16時のハーフタイムショーの間には、バーチャルドリフトからD1参戦を目指す川戸育真、そしてフォーミュラ・ドリフト・ジャパンに参戦する岡部諒による追走ドリフトシミュレーターデモラン。全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦する木村偉織、スーパー耐久ST-3クラスに参戦する岡田衛による『ZR-SF14-Formula』のバーチャルデモランが実施され、会場を訪れた大勢の競輪ファンを沸かせた。
『eMOTORSPORTS EXHIBITION 2023 in TOKYO』は3月26日まで開催される。なお、イベント観覧には会場入場料／PIST6観戦料金の1,000円（デイ・ナイト2部制）が必要だ。そしてシミュレーター体験料は1,500円（1日／支払いはキャッシュレス決済のみ）となる。また、ハーフタイムショーの模様はOPENREC.tvでも配信されている。
■【3/25配信】eMOTORSPORTS EXHIBITION 2023 in Tokyo（OPENREC.tv）
URL：https://www.openrec.tv/live/em8xgewepr2
