3月5日、鈴鹿サーキットで開催中の『2017モータースポーツファン感謝デー』内で全日本スーパーフォーミュラ選手権の公開テストが行われ、55分間のセッションでアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)がトップタイムをマークした。
国内モータースポーツシーズン到来を告げる恒例のイベントとなっている鈴鹿ファン感謝デー。2日目を迎えたイベントのオープニングを務めたのが、このSF公開テストだ。
今シーズン最初の走行チャンスということもあり、この公開テストにはピエール・ガスリー(TEAM無限)やフェリックス・ロゼンクビスト(SUNOCO TEAM LEMANS)も含め、2017年シーズンへ参戦する全19台が参加した。
この日も鈴鹿は朝から天候に恵まれ、ドライコンディションでセッションはスタート。開始と同時に各車が一斉にコースインした。
明日の合同テスト初日に雨予報が出ていることもあり、各チームは序盤から積極的に走行を重ねる。しかし、セッション開始から20分が経とうかというタイミングでロゼンクビストがスプーンカーブでスピンしてしまった。
スポンジバリアなどへの接触こそなかったが、ロゼンクビストはフロントウイングをわずかに損傷。加えて、エンジンが止まってしまったようで身動きが取れなくなり、車両回収のため赤旗が掲示された。
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