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2017.03.31

“事件”から始まった第二章。最高のアップデートで連覇に挑むつちやエンジニアリング


スーパーGT | “事件”から始まった第二章。最高のアップデートで連覇に挑むつちやエンジニアリング

 2016年、スーパーGT最終戦ツインリンクもてぎ。激戦のスーパーGT300クラスでチャンピオンを決めたVivaC 86 MCの活躍は、その劇的なドラマとともに多くの話題を呼んだ。あれから4ヶ月。ディフェンディングチャンピオンとして連覇を狙うVivaC team TSUCHIYAにとっては、激動のオフとなった。

■王座獲得から、10日もしないうちの事件

 名メカニックである土屋春雄が興した国内屈指のレーシングガレージ、つちやエンジニアリング。リーマンショックのあおりを受けガレージは2009年に活動を休止したが、息子でありレーシングドライバーだった息子・土屋武士が“最強プライベーター”の復活を志し、2014年からの3カ年計画を立てた。

 そして2015年にスーパーGTにGT300マザーシャシーを使って、VivaC team TSUCHIYAとして復活。初年度にはいきなり勝利を飾り、2年目となる2016年には、見事チャンピオンを獲得。その年限りでレギュラードライバーとしての参戦休止を表明していた武士は、自身にとってトップカテゴリーでの最後のレースで、チャンピオン獲得という最高の結果を得たのだった。

『技術とスピリットの伝承・継承』をテーマに掲げるVivaC team TSUCHIYAでは、チームがさらに力をつけるために、武士は2017年にトラックエンジニアに専念し、急速に力をつけた松井孝允と、2016年に全日本F3のチャンピオンを獲得した山下健太にステアリングを託そうと考えた。

 しかし、チャンピオン獲得から10日も経たない、2016年11月22日。これまで監督を務め武士の活動を見守り、ガレージでは衰えぬ腕前を披露し続けていた、父・春雄が入院することになった。

 病名は、口腔底がん。

「すぐに命の危険があるようなものではなかった」と武士は言うが、周囲がチャンピオン獲得の喜びに沸くなか、これまでガレージを支え続けていた大黒柱である春雄は、入院することになった。


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