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投稿日: 2024.04.13 21:52
更新日: 2024.04.13 21:53

「落ち着いてできた」「緊張した」「難しかった」「自分としてはやり切った」4者4様GT500ルーキーたちの初予選


スーパーGT | 「落ち着いてできた」「緊張した」「難しかった」「自分としてはやり切った」4者4様GT500ルーキーたちの初予選

 岡山国際サーキットで開幕を迎えた2024年のスーパーGT。GT500クラスでは今シーズン、4人のドライバーが同クラスデビューを果たし、初の予選アタックに臨んだ。この2024年から“タイム合算方式”の予選フォーマットが採用され、今までとは違う要素があるとはいえ、GT300の予選とはひと味違うGT500予選の感想は、まさに“4者4様”だった。

■三宅淳詞「スーパーフォーミュラでの経験も活かしながら」

「初のGT500予選でしたけど、このフォーマット(タイム合算方式)はテストを含めて3回目なので、ユーズドタイヤでのアタックも含めて、そんなに違和感なく落ち着いてできたかなと思います」

 そう語るのは、3号車Niterra MOTUL Zの三宅淳詞。今回はユーズドタイヤでのアタックとなるQ2を担当し、同セッションでは5番手となる1分18秒301をマーク。高星明誠のQ1タイムと合わせて2分36秒434となり、14日(日)の決勝は7番グリッドからスタートする。

 GT300クラスではタイムアタックの経験は何度もある三宅。ただ、GT500クラスはよりシビアに感じたという。「1周でしっかりとまとめてタイムを出すというところは(GT300と)一緒ですけど、GT500はABS(アンチロック・ブレーキ・システム)もトラクションコントロール(TC)もないので、そこはGT300とは違うプレッシャーというか不安があるのかなと思います。GT300の時はちょっと行き過ぎてもABSが助けてくれます」

「だけど、そのあたりに関してはフォーミュラカーも同じ(ABSとTC非搭載)なので、そんなに違和感なくアタックはできているのかなと思います」と、今季参戦中のスーパーフォーミュラでの経験も活かしながら、アタックをこなしていた。

 何よりGT500ルーキーの三宅にとって、心強い存在となっているのが相方であり先輩の高星だ。

「公式テストの時もそうでしたけど、高星さんがしっかりとクルマをアジャストしてくれるので、それで僕はいつも調子が良いなと思います。クルマのアジャストに関してもいつも的確なコメントですし、『タイヤの温め方がこうだよ』『Q1はこうだったから、Q2はこうした方が良いよ』と的確なアドバイスもくださるので、うまくアタックできています」と、かなり頼りにしているという様子だった。

明日は初めての決勝レースとなるが「どちらかというと決勝の方が不安ですね」と三宅。

「GT500の場合は(GT300を)抜いていくという作業がありますから、そういうところでタイムロスしたり、無理やり行って(他車と)当たってしまうとレースが台無しになってしまいます。僕自身、初めてのGT500決勝なので、上位を目指しつつも、まずは完走することを意識して、変な凡ミスはしたくないなと思います」と気を引き締めていた。

三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)
2024スーパーGT第1戦岡山 三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)

■大草りき「『こんなにいけるんだ!』という感じ」

 苦笑いしながら「緊張しました」と開口一番に話すのは64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTの大草りき。彼は新品タイヤでのアタックとなるQ1を担当し1分18秒495を記録。13番手でQ2担当の伊沢拓也につないだ。

「緊張はしましたけど、公式練習の調子から比べたら何とかまとめられたかなと思います」と大草。「(タイムアタックの)自分の手応えとしてはぼちぼちだったかなと。ただ、僕のふたつ上のクルマまでは僅差だったので、もうちょっとどこかで(タイムを)引き出せたんじゃないのかなと思います」と悔しさもみせていた。

 GT300ではポールポジションを獲得したこともあり、ダンロップタイヤの経験も豊富な大草だが、GT500の予選アタックはやはり違うとのこと。「GT500はグリップが高い分、伸び代みたいなものはけっこうあるので、そこは乗っていて楽しいです。知らない領域に入るじゃないですけど『こんなにいけるんだ!』という感じなので、乗っていて気持ちいいです」と語っていた。

 同時にわずかなタイミングのズレでも結果に左右するのがGT500の難しいところ。「今回の予選に関しても、(アタックが)もう1周速くても良かったかなと思いますけど、そのあたりがまだ経験不足かなと思います」と大草。

「その時は必死だったので考える余裕はなかったですけど、後から思えば色々と選択肢はあったのかなと思います」と、自身のなかで課題も見つかった様子だった。

 日曜の決勝に関しては「初めてのGT500決勝なので、変なミスをしないように頑張っていきたいなと思います」と意気込みを披露していた。

伊沢拓也/大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)
2024スーパーGT第1戦岡山 伊沢拓也/大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)

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