日産自動車は、1957年4月24日に誕生した『スカイライン』が60周年を迎え、六本木ヒルズで特別イベントを開催するとともに、特設サイトをオープンさせた。
スカイラインは1957年に誕生した日本を代表する車種のひとつ。2代目のS50型では日本グランプリでのポルシェとの名勝負、3代目のC10型からはスカイラインGT-R(PGC10/KPGC10)が生まれ、GT-Rの50勝、そして6代目のRSターボ、7代目R32スカイラインGT-Rでの世界的な大活躍と、モータースポーツとのゆかりが深い車種でもある。
11代目のV35型からはGT-Rが独自車種となり、スカイラインはグローバルに展開するプレミアムスポーツセダンとして進化。13代目にあたるV37型は、全方位運転支援システムを全グレードに採用し、世界最高レベルの安全性能を実現。圧倒的な走行性能とトップレベルの環境性能を両立している。
4月24日は、1957年の誕生からちょうど60周年を迎えることになり、日産自動車では六本木ヒルズで特別イベント『SKYLINE TIMELINE』をスタートさせた。このイベントでは、歴代スカイライン13台を一同に展示するとともに、ゲストによるトークショーや、歴代車が発売されたそれぞれの時代にタイムスリップし、その当時のスカイラインと写真撮影できる体験会などを実施する。
イベントに出席した日産自動車の星野朝子専務執行役員は「これまでに、300万台を超えるスカイラインが国内で販売され、現在も20万台以上が日本の道を走っています。60歳を迎えるスカイラインは、日産車のなかで最も長い歴史を持つモデルブランドです。同じ名称で60年もの長い間存続したクルマは、長い自動車の歴史において、大変貴重な存在です」と語った。
「これは、スカイラインに込めた日産のモノづくりのプライドを示していることにほかなりません。そして何よりも、スカイラインを愛する多くの方々の熱い想いに支えられてきた証です」
また、イベントとともに特設サイト(http://www.nissan.co.jp/SKYLINE/60TH/)もオープンした。サイト内では、歴代のスカイラインのディテールや、時代時代で投入された新技術を紹介。クルマ好きも楽しめる内容となっている。