10月29日、ホンダ・レーシング/ホンダ・レーシングUSは11月15〜17日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われるIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの公式テストに、太田格之進が参加すると発表した。
京都府出身の太田は、鈴鹿サーキット・レーシングスクール(現ホンダ・レーシング・スクール鈴鹿)出身で、FIA-F4を経て2022年に全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦。チャンピオンを争い、2023年から全日本スーパーフォーミュラ選手権/スーパーGT GT500クラスに参戦した。
2023年はスーパーフォーミュラで優勝を飾るなど、すでに国内トップドライバーのひとりとして活躍しているが、海外での新たな経験を積むことになった。11月15〜17日にデイトナで行われるIMSA公式テストで、LMDh車両のアキュラARX-06をドライブすることになったのだ。
ホンダ・レーシングのSNS上では、太田が流暢な英語でHRC USのシミュレーターをトライしている様子が公開されている。過去に太田はレーシングカートやフランスF4などで海外の経験があるほか、今季はスーパー耐久シリーズでもクラフト・バンブー・レーシングの一員として、外国人のチームメイトともコミュニケーションをとっており、英語に問題はない。
デイトナでの公式テストは11月15〜17日に行われる予定で、1日目、2日目がGTP/LMP2のテストとなる。なおこの週末はスーパー耐久第7戦富士が開催されるが、33号車Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3のドライバーがどうなるのかも気になるところだろう。