レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

コラム ニュース

投稿日: 2017.05.04 11:58
更新日: 2017.05.04 12:07

【新人外国人さん、いらっしゃ〜い!】第1回:ジョノ・レスター(スーパーGT300)

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


コラム | 【新人外国人さん、いらっしゃ〜い!】第1回:ジョノ・レスター(スーパーGT300)

 世界的にもますます存在感を高めているスーパーGT、スーパーフォーミュラ、そして全日本F3。今年、日本でのレースにデビューを果たした新人外国人ドライバーを毎回ひとりピックアップして紹介する連載企画。日本に来たきっかけや、日本でのレースの印象を始め、プライベートの生活などなど、彼らのキャラクターを引き出します。

☆   ☆   ☆   ☆   ☆

 最初に紹介するのはスーパーGT300クラス、GULF NAC PORSCHE 911で峰尾恭輔選手とコンビを組むジョノ・レスター選手。開幕戦で早くも表彰台に乗ったことで、憶えている方も多いはずだ。彼は、過去S耐に出場していたので、”知っている”と言う人もいるかも知れないが、あらためて日本に来た理由や、スーパーGT参戦までの経緯を聞いた。

 「僕はスーパーGTでは、ふたりめのニュージーランド人ドライバーだ。2012年からペトロナスチームでS耐に出ていたんだよ。初めて日本に来たあと、すぐにスーパーGTに恋をして、自分のキャリアの目標はこのレースに出ることだって思ったし、この5年間、それが実現するようにと努めてきたんだ」

「だから、今年ガルフ・レーシングからシリーズに参戦できることになって、とても幸運だと思っている。僕はずっとGTカーでレースをしてきて、フォーミュラカーの経験はない。でも、GTカーでレースするのが大好きだし、スーパーGTは世界の中でもトップに位置するGTカーでのレースだと感じているよ」

「僕の祖父母は、ニュージーランドで”メンフィールド”というレース場を作ったんだ。だから、3世代に渡って、レーシングカーを運転してきているんだよ。祖父母、父と叔母、従弟、そして僕。僕は家族の中で、5人目のレーシングドライバーなんだ。最初にレースを始めたのは13歳の時。カートじゃなくて、レーシングカーだよ」

「ニュージーランドでは12歳からレーシングカーの運転をすることができるんだ。2006年からはポルシェ・カレラカップに出始めて、17歳で世界最年少の優勝ドライバーになった。カレラカップには5年間参戦した。ニュージーランド、オーストラリア、そしてヨーロッパのスーパーカップにも出て、2010年にポルシェ・ジュニア・スカラシップも獲得したんだ。だけど、予算的な問題で、スーパーカップに全戦出場することはできなかった。ニュージーランドは小さな国で、スポンサーも余り得られなかったからね」

「だから、一旦帰国したんだけど、その後、日本のS耐でGT3カーに乗る機会を得られた。出場した2年間、両シーズンとも年間総合2位という結果を残せたし、片岡龍也選手や柳田真孝選手、谷口信輝選手といった、日本のスター選手たちと一緒にチームメイトとして仕事をすることができた」


関連のニュース

本日のレースクイーン

AUTOBACS/大阪オートメッセ2024
一之瀬優香(いちのせゆうか)

コラム Photo Ranking

フォトランキング