Ryuji Hirano / autosport web

 2月10日、スーパーGT GT300クラスに参戦するD’station Racingは、2025年の参戦体制を発表した。今季は藤井誠暢とチャーリー・ファグの体制を堅持し、アストンマーティン・バンテージAMR GT3エボとダンロップの組み合わせは変わらずだが、車両のカラーリングデザインが刷新された。

 2024年にスーパーGT復帰を果たしたD’station Racingは、この年から新しいモデルとなったアストンマーティン・バンテージAMR GT3とダンロップの組み合わせで参戦。第3戦鈴鹿ではパーフェクトなレースでポール・トゥ・ウインを飾り、チーム初優勝を果たすと、さらに第6戦SUGOでの3位表彰台など上位入賞を続け、シリーズランキング4位となった。

 迎える2025年は、昨年の勢いをさらに加速させチャンピオンを目指すべく、2024年の体制を堅持した。バンテージAMR GT3エボとダンロップの組み合わせ、佐々木主浩総監督、田中哲也スーパーバイザーの指揮のもと、2年目となる藤井とファグのコンビを継続する。

 変化がみられそうなのはカラーリングだ。チームはWEC世界耐久選手権参戦時から特徴的な2種類のグリーンを組み合わせたカラーを採用していたが、今季はチームの母体であるNEXUSグループの創業30周年を記念し、『NEXUS 30th』と書かれたロゴが採用されたほか、明るいグリーンのラインの変更、星野敏オーナーのリクエストによる格子模様のグラデーションが加えられる新しいものとなった。

 2024年は復帰初年度ながら大きな躍進を遂げたD’station Racing。今シーズンもGT300の主役の一台として活躍するはずだ。

D’station Racing
2025年スーパーGT参戦体制

クラス:GT300
ゼッケン:#777
チーム:D’station Racing
車両:アストンマーティン・バンテージAMR GT3エボ
タイヤ:ダンロップ
テクニカルサポート:アストンマーティン・レーシング
エントラント代表:星野敏
チーム総監督:佐々木主浩
スーパーバイザー:田中哲也
ドライバー:藤井誠暢/チャーリー・ファグ

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