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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.05.08 14:33
更新日: 2017.05.09 11:08

スーパーGT:第3戦オートポリスのエントリー発表。レクサス3チームが燃リス調整の対象に

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スーパーGT | スーパーGT:第3戦オートポリスのエントリー発表。レクサス3チームが燃リス調整の対象に

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは5月8日、5月20~21日に大分県日田市のオートポリスで開催される第3戦のエントリーリストを発表した。

 5月4日に決勝レースが行われた第2戦富士から2週間のインターバルで開催される第3戦は、2年ぶりの開催となるオートポリスでの戦いだ。GT500クラスは全15台のエントリー。WEC世界耐久選手権との兼ね合いから第2戦を欠場していた国本雄資、中嶋一貴も名を連ねている。

 ハンデウエイトでは、開幕2連勝中のレクサスLC500勢のうち、LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S、LEXUS TEAM KeePer TOM’S、LEXUS TEAM ZENT CERUMOの3チームが50kgを超える数値となった。今シーズンから、50kg以上のウエイトハンデはウエイトと燃料リストリクターを併用する形で調整される。そのため、上述の3チームは燃料リストリクター径が絞られるほか、ウエイト数値から17kgを引いた重量が実ウエイトとして搭載される。

 今季のハンデシステムでは車重が重くなり、エンジンパワーも引き下げられるため、パフォーマンス面で苦しくなることは間違いなく、特に高低差のあるオートポリスでは影響も予想される。チャンピオンシップを争ううえで上述の3チームがどういった戦略で挑むのか注目だ。

 GT300クラスは全30台がエントリー。第1戦岡山で大クラッシュし、第2戦を欠場したフェラーリ488 GT3、第2戦富士の公式練習でクラッシュしたRUNUP GT-Rもエントリーリストに名を連ねた。

 ドライバー面では、第2戦富士で国本の代役としてWedsSport ADVAN LC500をドライブしていた山下健太がVivaC 86 MCに復帰しているほかD’station Porscheでは、既報のとおりスヴェン・ミューラーに代わり、アンドレ・クートが藤井誠暢のパートナーを務める。

 GT300クラスでは第1戦、第2戦ともにメルセデスAMG GT3勢、ポルシェ911 GT3 R勢が好調を維持。またテクニカルサーキットであるオートポリスとはJAF-GT、マザーシャシー勢も相性がよく、こちらも上位に食い込む可能性は高い。GT300は今回もどこが勝ってもおかしくない混戦模様となりそうだ。


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