東北のモータースポーツファン必見。スーパーGT公式テストSUGOには41台のGTマシンが集う

　スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは6月5日、スポーツランドSUGOで6月17～18日に開催する公式テストのエントリーリストを発表した。GT500、GT300両クラスあわせて41台が参加する。

　5月21日に第3戦オートポリスを終え、第4戦まで約2カ月のインターバルに入った2017年のスーパーGT。この6月はタイヤメーカーテストのほか、2度の公式テストがあり、各チームとも第4戦以降を見据えた戦略を煮詰めていくことになる。

　第4戦の舞台であるスポーツランドSUGOで行われる公式テストにはGT500クラスが15台、GT300クラスが26台、名を連ねた。

　なお、GT500クラスのうちWedsSport ADVAN LC500の国本雄資、au TOM’S LC500の中嶋一貴、KeePer TOM’S LC500の平川亮は日程がバッティングしているル・マン24時間耐久レース参戦のため不参加。

　当初バイコレスからル・マン24時間に出場意欲を示していたジェームス・ロシターはau TOM’S LC500のドライバーとしてエントリーリストに掲載されている。

　GT300クラスは年間エントリーを行っているチームのうち、マッハ車検 MC86 GTNET、アールキューズ SLS AMG GT3、エヴァRT初号機 Rn-s AMG GTの3台が不参加。ドライバー面ではGAINER TANAX AMG GT3のビヨン・ビルドハイムと、EIcars BENTLEY GT3の井出有治が不参加となっている。

　また、4チームが第3ドライバーを起用。VivaC 86 MCには土屋武士が、埼玉トヨペットGreen BraveマークX MCには平沼貴之が、ショップチャンネルランボルギーニGT3には元嶋佑弥が、マネパ ランボルギーニGT3には高橋翼が、それぞれ登録された。

　この公式テストは2000円の入場料金を支払えば、どなたでも入場可能。また女性と中学生以下の方は入場無料だ。

　当日はマシンを間近に観ることができるオープンピットのほか、表彰台を観戦エリアとして開放する“エキサイティングポディウム”、Dパドックに設置される仮設スタンドでGTマシンの迫力を体感できる“激震シート”といったイベントが用意されている。

　7月の第4戦に先駆けて、スーパーGTマシンの走りを間近に感じられる公式テストは、東北のモータースポーツファンはマストチェックと言えるだろう。

　タイムスケジュールなど、詳しい情報はスポーツランドSUGOの公式サイト（https://www.sportsland-sugo.co.jp/watch/20170618_sgt-test/651）まで。

■スーパーGT公式テストSUGO GT500クラスエントリーリスト

■スーパーGT公式テストSUGO GT300クラスエントリーリスト