スーパーGT公式テスト鈴鹿は42台参加。ジェンソン・バトン、小林可夢偉も参加

　スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは6月16日、鈴鹿サーキットで6月30～7月1日に開催する公式テストのエントリーリストを発表した。両クラスあわせて42台が名を連ねている。

　5月21日に第3戦オートポリスを終え、第4戦まで約2カ月のインターバルに入った2017年のスーパーGT。この6月はタイヤメーカーテストと2度の公式テストが行われる。なかでも6月末に鈴鹿で行われる公式テストは、今年で見納めとなる第6戦鈴鹿1000kmを見据えたものと言える。

　GT500クラスは年間エントリーを行う全15台が参加。このうち第6戦鈴鹿1000kmで第3ドライバー投入を発表しているMOTUL MUGEN NSX-GTとWedsSport ADVAN LC500には、それぞれジェンソン・バトンと小林可夢偉が乗り込む。バトンにとっては6～7日のタイヤメーカーテスト以来、可夢偉にとっては3月の公式テスト岡山以来のGT500ドライブとなる。

　GT300クラスは全27台の参加となった。年間エントリーしているマシンのうち、アールキューズ SLS AMG GT3、植毛 GT-R、エヴァRT初号機 Rn-s AMG GTの3台が不参加となる。

　ドライバー面ではD’station Porscheにレギュラードライバーのスヴェン・ミューラーが復帰。ARTO 86 MC 101はレギュラードライバーのナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ、ナタポン・ホートンカムの名前はなく、第3ドライバーにヴティコーン・インタラプーワッサが登録された。

　またグッドスマイル 初音ミク AMGの谷口信輝は6月30日のみ、ステアリングを握る予定だ。

　そのほかGT300では7チームが第3ドライバーを登録した。マッハ車検 MC86 GTNETには玉中哲二が、VivaC 86 MCには近藤翼が、TAISAN SARD R8 FUKUSHIMAにはクリスチャン・クリエンが、埼玉トヨペットGreen BraveマークX MCには平沼貴之が、ショップチャンネル ランボルギーニ GT3には元嶋佑弥が、RUNUP GT-Rには青木孝行が起用されている。

　マネパ ランボルギーニGT3はテスト初日の30日は高橋翼が、2日目の7月1日には山西康司がステアリングを握る。

　なお、この公式テスト鈴鹿は一般の方でも入場可能。第6戦鈴鹿1000kmの前売り券を持っていれば無料で観覧できる。当日はサーキットサファリやオープンピットなども行われる。

　詳細は鈴鹿サーキットの公式ホームページ（http://www.suzukacircuit.jp/supergt_s/special/06.html）まで。

■スーパーGT公式テスト鈴鹿　GT500クラスエントリーリスト

■スーパーGT公式テスト鈴鹿　GT300クラスエントリーリスト