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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.07.01 20:03

スーパーGT:GT500の中盤戦争いは読めない!? LC500好調維持か、GT-R&NSXの逆襲か?

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スーパーGT | スーパーGT:GT500の中盤戦争いは読めない!? LC500好調維持か、GT-R&NSXの逆襲か?

 6月30日〜7月1日に、鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGT公式テスト。このテストは、8月に開催される第6戦鈴鹿1000kmを見据えたものではあるが、GT500クラスは各チームが精力的に周回を重ね、第6戦に向けたテストを行った。

 GT500クラスでは、ウエットからドライに転じた1日目にMOTUL AUTECH GT-Rがトップタイムをマークした。2日目も午前は松田次生が35周、午後は次生が19周、ロニー・クインタレッリが59周をこなし3番手につけた。MOTULは6月6〜7日のメーカーテストでも好タイムをマークしており、好調ぶりを維持しているように見えた。

「SUGOでも良かったけど、一発はすごくフィーリングがいい。ただ鈴鹿のロングは今回が初めてで、フィーリングはあまり良くなかったかな。ブリヂストン勢も一緒には走ったけど、ロングはまだまだだと思います」というのは、MOTUL AUTECH GT-Rのクインタレッリ。

「鈴鹿で表彰台に乗ればエクストラポイントもあるし、ランキングでも差を詰められるので、狙いたいとは思っています。SUGO、富士の結果もあるけど、ウエイトハンデを計算してもってきているし、クルマのポテンシャルは上がっている。今回はロングがきちんとできたので、すごく良かった」という。

 クインタレッリによれば、今回のテストではいろいろな方向性を試すこともできたようで、「富士にも活かせる」とのこと。今後GT-R勢が逆襲すれば、シリーズ争いは盛り上がりをみせるのは間違いない。

 また、ホンダ勢も鈴鹿はコンスタントに上位につけており、ウエットとなったセッション1では上位を占めたほか、ドライでも上位に食い込んでいる。「セットアップが進んだ」とRAYBRIG NSX-GTの伊沢拓也は第3戦の予選後語っていたが、中盤戦に向けNSX-GT勢全体のポテンシャルが上がっているのは間違いないだろう。

スーパーGT鈴鹿公式テストの1日目午前最速となったKEIHIN NSX-GTとRAYBRIG NSX-GT
スーパーGT鈴鹿公式テストの1日目午前最速となったKEIHIN NSX-GTとRAYBRIG NSX-GT
ARTA NSX-GT
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