FIA-F4選手権やスーパーFJに参戦しているル・ボーセモータースポーツは、フォーミュラカテゴリーへのステップアップを目指すカートドライバー対象の『Le Beausset Formula Academy オープンアカデミー』を開催する。
このオープンアカデミーはレーシングカートの経験がある15~20歳のドライバーで、フォーミュラマシンの走行体験や近い将来ステップアップを検討している方が対象。
2017年のオープンアカデミーは8月20~21日の2日間で開催される。今年はシミュレーターを活用したカリキュラムが組まれており、初日はRSプリモ新宿店のレーシングシミュレーターを使ってフォーミュラマシンの操作感覚を養っていく。
2日目はツインリンクもてぎに移動して、実際にマシンをコースで走らせ、荷重移動やブレーキコントロールなどの基礎を学ぶ。この実車走行はツインリンクもてぎの特設南コースで行われ、クラッシュなど万が一のリスクが最大限に考慮されているとのことだ。
講師は山下健太や中山雄一、久保凛太郎などLe Beausset Formula Academy出身者が務める予定で、実際にカートからステップアップしたドライバーたちの体験をもとにしたアドバイスが受けられる。
また、ル・ボーセモータースポーツでは、このオープンアカデミー参加者からスカラシップドライバーを選考。アカデミー育成ドライバーに選出されるとフォーミュラトレーニングが受けられ、最終的にはアカデミースカラシップドライバーとして、レースデビューも可能だ。
『Le Beausset Formula Academy オープンアカデミー』はレーシングカート経験者の15~20歳、身長150cm以上の方が対象。受講定員は20名限定だ。
受講料は2日間で3万円。申込み期間は7月10~8月10日までとなっている。そのほか詳細はル・ボーセモータースポーツのホームページ(http://lebeausset-motorsports.com/)まで。