スーパーGT第4戦SUGOの公式練習が7月22日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスはWAKO’S 4CR LC500のが、GT300クラスはSYNTIUM LMcorsa RC F GT3がトップタイムをマークした。
午前中の公式練習は気温31度、路面温度40度。事前に雨の予報も伝わっていたが、当日は雲が広がるものの陽が射す天候の下、この時季らしいドライコンディションでスタートした。なお、直前に実施されたFIA-F4の公式予選の中断により、5分ディレイとなる9時5分にスタートしている。
各車ピットインをやコースを周回してマシンチェックを行うなか、開始約10分過ぎには平川亮がドライブするKeePer TOM’S LC500が馬の背でコースオフ。また、開始25分を過ぎたころにはフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-RとHitotsuyama Audi R8 LMSが最終コーナーで接触。お互いマシンにダメージを負ってピットインした。ただ、両車ともマシンを修復し、コースに復帰した。
さらに開始30分を過ぎた9時35分には、レインボーコーナーの先付近でマッハ車検 MC86 GTNETがガードレールに後ろからクラッシュ。9時55分ごろにはS字過ぎでドライブするシンティアム・アップル・ロータスがスピンしている。
この直後、KeePer LC500が馬の背手前でマシンを停止。マシンはその手前からスローダウンしており、マシントラブルによるもののとみられた。この車両回収のためにレッドフラッグ提示、セッションは約6分間の中断となった。
1時間を経過した時点で、GT500クラスでセッションをリードしていたのはRAYBRIG NSX-GT。これにDENSO KOBELCO SARD LC500、au TOM’S LC500とレクサス勢が続く状況。GT300クラスはSYNTIUM LMcorsa RC F GT3が1分19秒670でトップに。2番手にはUPGARAGE BANDOH 86、3番手にはVivaC 86 MCが続いていた。