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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.08.06 09:26
更新日: 2017.08.06 09:36

GT500予選《あと読み》次々と脱落する有力候補チーム。その時、何が起きていたのか

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スーパーGT | GT500予選《あと読み》次々と脱落する有力候補チーム。その時、何が起きていたのか

 2戦連続でARTA NSX-GTがポールポジションを獲得することになったスーパーGT第5戦富士のGT500クラスの予選。ウエイトハンデの軽いNSX勢が上位に来ることは事前から予想されていたため、ARTAのポールは特段、驚くような出来事ではない。ただ、ARTA以下の順位に目を移すと、予想外とも言える予選結果となった。

 ドライバーズランキング3位でウエイトハンデが重いau TOM’S RC Fが3番手を獲得したことや、今季不振に喘いでいたMOTUL AUTECH GT-Rが2番手のフロントロウに食い込む復調を見せるなどの驚きの中で、一番のサプライズが、RAYBRIG NSX-GTのまさかの15番手最下位だ。

 今回のRAYBRIGはホンダ陣営の中で唯一、2基目のニューエンジンを投入しており、ARTA、4番手となったKEIHIN NSX-GTとともにポールポジション争いに加わると予想されたため、Q1敗退は意外としか言いようがない。

原因不明の失速に見舞われたRAYBRIG NSX-GT
原因不明の失速に見舞われたRAYBRIG NSX-GT

 予選後、RAYBRIGのピット内ではマシンが馬に上がり、セットダウンに近い形でクルマがバラされていた。ホンダの佐伯昌浩GTプロジェクトリーダーは「タイムが出なかった原因は不明です。クルマのフィーリングは悪くなかったようなのですが、とにかくタイムが出ない。何かしら車体に原因があると思われるのですが、朝のフリー走行からすっとそのような状態だったので、(2基目の)エンジンの評価に至っていないというのが、正直なところです」と頭を悩ます。


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