スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは8月14日、鈴鹿サーキットで8月26~27日に開催される第6戦『第46回インターナショナル鈴鹿1000km “SUZUKA 1000km THE FINAL”』のエントリーリストを発表した。
7月22~23日に行われた第4戦SUGO、8月5~6日に行われた第5戦富士から続く“夏の3連戦”最終ラウンドとなる第6戦。鈴鹿1000kmとしての開催は今年が最後ということもあり、大きな注目を集める1戦だ。
また、レース距離が長いことから、この鈴鹿1000kmでは獲得ポイントが多くなるため、シーズン後半戦へ突入したチャンピオン争いの面でも重要な戦いとなる。
GT500クラスは年間エントリーしている全15台が参加。既報の通り、MOTUL MUGEN NSX-GTにはジェンソン・バトンが、WedsSport ADVAN LC500には小林可夢偉が乗り込む。そのほかのチームで第3ドライバーの起用はない。
日本でも高い人気を誇るバトンと2012年のF1日本グランプリで日本人ドライバーとして8年ぶりに表彰台を獲得した可夢偉の参戦は、今大会最大のトピックスと言っても過言ではなく、その走りはファンならずとも気になるところ。
また、GT500はランキング上位につけるレクサスLC500勢のハンデが重くなってきた一方で、ホンダNSX-GT勢は2戦連続でポールポジションを獲得、ニッサンGT-R勢も2基目エンジン投入で復調傾向にあり、戦力が拮抗。この第6戦では最後の鈴鹿1000kmを彩るにふさわしいバトルが見られそうだ。