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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.08.26 20:26
更新日: 2017.08.26 20:27

スーパーGT:鈴鹿1000kmでQ1担当のジェンソン・バトン「1番難しいのは限界を見つけること」

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スーパーGT | スーパーGT:鈴鹿1000kmでQ1担当のジェンソン・バトン「1番難しいのは限界を見つけること」

 8月26日に行われたスーパーGT第6戦『第46回インターナショナル鈴鹿1000km “SUZUKA 1000km THE FINAL”』でシリーズ戦デビューを果たし、公式予選Q1のアタッカーを担当したジェンソン・バトン(MOTUL MUGEN NSX-GT)が予選日を振り返った。

 6月のタイヤテストや公式テストではステアリングを握っているバトンだが、スーパーGTでの実戦はこれが初めて。バトンは公式練習でニュータイヤを投入し、8周前後を走り込んだ後、公式予選Q1に臨んだ。

ジェンソン・バトンのドライブでQ1に臨むMOTUL MUGEN NSX-GT
ジェンソン・バトンのドライブでQ1に臨むMOTUL MUGEN NSX-GT

 予選Q1で、バトンはセッション残り8分前後でコースイン。ウォームアップを終えてアタックに入ったが、この周のデグナーふたつめ付近で前を走るMOTUL AUTECH GT-Rに引っかかるような場面があり、最終的に9番手。

 Q2進出を決めたカルソニック IMPUL GT-Rとは、わずか0.089秒差でGTデビュー戦でのQ1突破は逃している。

 バトンは「朝はドライコンディションであまり走行できなかったから、少しプレッシャーを感じていたし、緊張していた。しっかりしたラップは3度目くらいだったからね」と予選Q1を振り返る。

「それでも1~2コーナーからダンロップコーナーまでは、いい流れで走ることができていた」

「そうしたらデグナーで23号車(MOTUL AUTECH GT-R)にひっかかってしまった。コンマ数秒は失ってしまったと思う。これがなければ(Q1を突破できる)8番手になっていたと思うから、残念だ」

「予選Q1を担当することは昨日(搬入日)の夜に聞かされたんだ。最後にマシンをドライブしたのは2カ月前だったから、難しいチャレンジだったけど楽しむことはできたよ」

「スーパーGTで1番難しいと感じているのは、(マシンの)限界を見つけることだ。周りのドライバーはSUGO、富士と連戦を重ねて感覚が研ぎ澄まされているけど、僕が最後に乗ったのはかなり前のことだからね」

「セットアップを決めるためにも限界までプッシュする必要があるけど、少し時間がかかってしまった。手探りの作業だったからね」

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