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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.08.26 21:13
更新日: 2017.08.26 21:14

スーパーGT:前夜祭にバトン、可夢偉ら登場。可夢偉、決勝の担当スティント変更を切望!?

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スーパーGT | スーパーGT:前夜祭にバトン、可夢偉ら登場。可夢偉、決勝の担当スティント変更を切望!?

 鈴鹿サーキットで行なわれているスーパーGT第6戦鈴鹿1000km。決勝レース前夜である8月26日、恒例の前夜祭が行われ、ジェンソン・バトン(MOTUL MUGEN NSX-GT)、小林可夢偉(WedsSport ADVAN LC500)、中嶋一貴(au TOM’S LC500)、千代勝正(S Road CRAFTSPORTS GT-R)がトークショーに登場。この日訪れた多くの観客がメインスタンドからイベントを楽しんだ。

 18時25分ごろ、メインスタンド前のステージにバトンが登場すると、MCを務めたピエール北川のかけ声とともに「おかえり」と大きな歓声が上がった。

スーパーGTファンの前に登場したジェンソン・バトン
スーパーGTファンの前に登場したジェンソン・バトン

 バトンはこの日の予選を振り返り、「予選は悪くなかったと思うんだけど、ちょっとトラフィックに引っかかってしまったね。(予選Q1で)8番手になるところだったんだけど」とコメント。

 さらに、F1からスーパーGTのマシンに乗り換えた印象について「スーパーGTはとても速いと思うよ。スピード的には(F1と)同じくらいの感覚だけど、まったく違うといえば違うね」と語った。

「2016年から(スーパーGTで)走りたいと思っていたんだ。それで、ホンダの山本部長(山本雅史モータースポーツ部長)に2016年のホンダサンクスデーで一度乗ってみたいとお願いして、乗ってみたんだよ。そうしたら面白かったので、(レースでも)走りたいなと思ったんだ」

「(スーパーGTの)クルマに慣れないといけないよね。インジケーターをつけようと思うとパッシングのライトがついてしまったりとか、わかってるつもりだけどやってしまうんだ。最初は戸惑ったよ」と、ステアリングの違いによる失敗談なども飛び出した。

 また、バトンに続いてステージに姿を現したのは、バトン同様にこの鈴鹿1000kmが初のスーパーGT参戦となる可夢偉と、シリーズにそしてレギュラー参戦する一貴を加えた元F1ドライバー3名という豪華な顔ぶれ。トークショーは終始笑いが絶えず、観客を沸かせるものとなった。

 可夢偉は見守る形となったこの日の予選について「チーム(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH)は今日、2番手を獲得したんですけど、僕は今日は(予選で)走っていません。走らずに2番手を獲れて……すごく気持ちよかったんです(笑)。予選を見ている最中が気楽で。なんて幸せな土曜日なんだろう、って」と語った。

「バトンにも『カムイ、(予選)行かないの?』って言われたんです。でも『ノー! だめだよ、そんな無理しちゃ』って(笑)」

 さらに、トークが進むなかで、翌日の決勝レースでの走行順を変更したいという話が飛び出すサプライズも。「僕、明日は第2スティントで走ります」と言うのは可夢偉。

 可夢偉は「明日(の決勝レースで)は、僕が第3スティント、第6スティントを走る予定でした。でも、ジェンソンも一貴も第2スティントを走るって言うんです」と言うと、「僕、2回目(第2スティントで)お願いします!」とステージ上から坂東正敬監督に呼びかける。果たして第2スティント、元F1ドライバーによるバトルが見られるだろうか。


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