8月27日に決勝レースが行われたスーパーGT第6戦『第46回インターナショナル鈴鹿1000km “SUZUKA 1000km THE FINAL”』にスポット参戦したジェンソン・バトン(MOTUL MUGEN NSX-GT)が、1000kmの激闘を振り返った。
バトンは25~51周目までの第2スティント、116~134周目までの第5スティントを担当。しかし、バトンのGTデビュー戦には波乱が待ち構えていた。
まず、24周目終わりにピットへ飛び込んできた中嶋大祐からステアリングを引き継いだバトンだが、ピットからマシンをスタートさせた際、ピットレーンを走行していたStudie BMW M6とあわや交錯する場面があった。
幸い、接触はなかったものの、この1件がアンセーフリリースと裁定されてドライブスルーペナルティ。この時、3番手でコースに復帰したバトンは大きくポジションを落とすこととなった。
「スタートの飛び出しでペナルティをもらったことにはフラストレーションがあった」とバトンは当時の状況を振り返る。
「これがなければもっといい1日で終わってたかもしれないけど、でもレースはいつも自分の思う通りになんていかないし、これまでの経験から、すべてがうまくいかない時もあることを知っている」
「たまたま、アクシデントがあの時に起きただけだと思っているよ」
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