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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.08.30 16:44
更新日: 2018.08.16 16:37

ラスト1000kmは話題も盛りだくさん。スーパーGT第6戦鈴鹿 トピックス

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スーパーGT | ラスト1000kmは話題も盛りだくさん。スーパーGT第6戦鈴鹿 トピックス

 8月26〜27日に鈴鹿サーキットで行われたスーパーGT第6戦鈴鹿1000km。スーパーGTとしては最後の開催となる1000kmレースでは多くのトピックスがあったので、すでに記事でお届けした前夜祭等をのぞく、その他のトピックスをお届けしよう。

■バトンが来た! 可夢偉が来た!

 やはり今回のスーパーGT第6戦鈴鹿で最も話題を集めたのは、MOTUL MUGEN NSX-GTをドライブしたジェンソン・バトンだ。メーカーテスト、公式テストに続いて3回目のドライブとなるが、今回はピットウォークにも頻繁に登場したほか、トークショーや前夜祭など、ビッシリと埋まったスケジュールをこなした。

前夜祭に登場したジェンソン・バトン
前夜祭に登場したジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは予選Q1のアタッカーを務めた
ジェンソン・バトンは予選Q1のアタッカーを務めた
ピットウォーク時のジェンソン・バトンのまわりは多くの人で賑わった。
ピットウォーク時のジェンソン・バトンのまわりは多くの人で賑わった。

 また、レースでも2スティントをドライブ。ペナルティを受けたり、パンクチャーに見舞われたりと波乱のレース展開となったが、バトン自身はスーパーGTを楽しんだ様子。来年もスーパーGTで見たいところではあるが……。

 そしてもうひとり注目の存在だったのがWedsSport ADVAN LC500をドライブした小林可夢偉。前夜祭ではバトンと同じスティントのドライブを熱望したものの、残念ながら実際は叶わず。それでも現役GT500ドライバーたちとバトルを展開したりと、しっかり見せ場を作った。

前夜祭のトークショーに出演したジェンソン・バトン、小林可夢偉、中嶋一貴
前夜祭のトークショーに出演したジェンソン・バトン、小林可夢偉、中嶋一貴

■GT300の第3ドライバーも豪華メンバー!

 バトン、可夢偉が大きくクローズアップされた鈴鹿1000kmだが、GT300クラスでも現役DTMドライバーのアウグスト・ファーフスをはじめ、TAISAN SARD R8 FUKUSHIMAのクリスチャン・クリエンといった外国人ドライバーが参戦。ファンの熱視線を集めた。

TAISAN SARD R8 FUKUSHIMAを駆るクリスチャン・クリエン

 また、2位〜3位を獲得したJLOCは山西康司と元嶋佑弥、埼玉トヨペットGreenBraveマークX MCは密山祥吾、エヴァRT初号機 Rn-s AMG GTは植田正幸、VivaC 86 MCは近藤翼、植毛GT-Rは影山正美、マッハ車検 MC86 GTNETは玉中哲二、シンティアム・アップル・ロータスは濱口弘……等々、第3ドライバーにはもったいないレベルの豪華メンバーが揃ったレースだった。

GT300クラス表彰台
GT300クラス表彰台
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MCをドライブする密山祥吾

■ステファン・ラテル登場。鈴鹿10時間に向け発表会開催

 レース開催の前日にあたる8月24日、サーキット内で2018年から行われる鈴鹿10時間の記者発表会が行われた。ワンメイクのコントロールタイヤ銘柄の発表等、レギュレーションも発表されている。詳細はこちらの記事へ。

 ちなみに、鈴鹿サーキットを訪れたラテルは、発表会の前にスーパーGTの開催準備中のピットレーンを闊歩。前週に行われたブランパンGTシリーズ・アジア富士戦から日本にずっと滞在していたそうで、京都等を訪れ観光もしたそう。発表会を終えてからは、ブダペストでのブランパンGTのために急いでヨーロッパに戻った。

鈴鹿サーキットを訪れたステファン・ラテル

■前夜祭は大盛況。ドライバーたちも興味津々?

 8月26日(土)のキッズピットウォーク後に行われた前夜祭は、記事でもお届けしたとおり往年のグループCカー、そして千代勝正のニッサンGT-RニスモGT3、ジェンソン・バトンのホンダNSX-GT3という超豪華な2台の競演で盛り上がりをみせたが、このときのグランドスタンドの埋まり具合がすごかった。かなり空席が少ない状態で、これほど埋まった前夜祭は、2009年にX JAPANのYOSHIKIさんが訪れたフィルムギグ以来だったのでは……!?

当然ながら、ドライバーたちも新旧のマシンに興味津々の様子だった。デモランの様子は、NISMOのFacebookページでも観ることができる。

多くのファンがスタンドを埋めるなか、デモランするトヨタTS010
前夜祭のデモランを動画で撮るニック・キャシディ

■1000kmならではのアイテムも

 1000kmならではのネタをいくつか。UPGARAGE BANDOH 86、ARTO 86 MC 101の2台は、前戦富士からAピラーにコクピットへの導風ダクトを装着している(VivaC 86 MC、マッハ車検 MC86 GTNETの2台は非装着)。

ARTO 86 MC 101のコクピットに空気を導くダクト。富士戦から装着されていた。

 また、長距離レースといえば重要なのがティアオフフィルム。ピットイン時に剥がし、汚れを取り去ることができるフィルムだが、MOTUL AUTECH GT-Rはなんと8枚! しかもこの美しい仕上がり、さすがNISMO……。

MOTUL AUTECH GT-Rに貼られた8枚のティアオフフィルム

 NAKAJIMA RACINGのクルーが着ているのは、鈴鹿サーキットが発売した1000kmオリジナルチームTシャツ。他のチームのバージョンもあり、サーキット内でもかなり多く見かけることができた。

鈴鹿1000kmのコラボTシャツ


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