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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.10.15 20:16

GTA坂東代表とITRベルガー代表が共同記者会見。「このデモランがコラボを深化」

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スーパーGT | GTA坂東代表とITRベルガー代表が共同記者会見。「このデモランがコラボを深化」

 10月15日、DTMドイツツーリングカー選手権最終戦ホッケンハイムの会場で、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表と、DTMを運営するITR e.Vのゲルハルト・ベルガー代表が共同で記者会見を開き、今回ホッケンハイムで実現したGT500のデモランが、『クラス1』規定のコラボレーションの発展を促すとアピールした。

 2009年のスーパーGT最終戦もてぎにITR代表団が訪れてからスタートしたスーパーGTとDTMのコラボレーション。これまで日独の6マニュファクチャラーを交え、多くの話し合いが行われてきたが、今回DTM最終戦にスーパーGT500クラスの2車が運び込まれデモランを行ったことで、両者にとってもファンにとっても、目に見えるかたちでのコラボレーションの進展が印象づけられた。

 15日、ホッケンハイムのバーデン・ウッテンバーグ・センターで行われた記者会見では、坂東代表とベルガー代表がそろい、まずは坂東代表が「スーパーGT車両をDTM最終戦に持ってこられて、無事に昨日走行できたわけですが、2017年10月14日という日に、日独両国の自動車レースの歴史に新たな一歩が記されたと思います」と語ると、ベルガー代表も「坂東さんが言うとおり、歴史的な日になった。今週末ファンに向けて、日本のGT500車両が走る姿をみせ、コラボレーションの成果を見せることができてうれしく思う」と語った。

 また坂東代表は「ニッサンGT-R、レクサスLC500という2台を協力して持ってくることができ、ドイツメーカーの3車ととともに走れることなりました。5台が一緒に走るところを観て、ちょっと胸を詰まらせる思いがありました。非常にうれしかったです」と長年交渉に携わってきただけに、万感の思いがあったと語っている。

「ITRの方からもコラボレーションの意味を深くするというところで、実際に車両を持ってこられないかと話がありました。『今がその時だ』と思い、今回ここに足を向けて車両を持ってくるというのも、本当にITRとの話がひとつひとつ先に進んだ結果だと思います。今までの会話だけでなく、実際に車両を持ってきてもう一歩先に進むことができたのは、非常に有意義なことだと思っています」

共同記者会見に臨んだGTA坂東正明代表とITRゲルハルト・ベルガー代表


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