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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.11.26 21:09
更新日: 2017.11.26 21:18

20回目を迎えたニスモフェスティバル開催。歴代GT-Rが富士スピードウェイを快走

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スーパーGT | 20回目を迎えたニスモフェスティバル開催。歴代GT-Rが富士スピードウェイを快走

 11月26(日)、これ以上ない晴天のもと、富士スピードウェイにおいてニッサン/ニスモのモータースポーツファン感謝イベント『NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2017』が開催された。20回目となった今年もその人気は健在で、2万8000人もの観客が来場。熱烈なファンはサービス満載のコースイベント、そしてステージでのトークショーなどを大いに楽しんだ。

 1997年からオフシーズンに開催されてきたニスモフェスティバル(2012年のみ本社移転作業により未開催)。メーカーによるモータースポーツイベントとしては先駆けと言える存在であり、のちに同様の他社イベントも行われているが、ニスモフェスの人気の高さは変わらず、毎年ほぼ3万人規模の集客力を誇っている。

■冒頭からチャンピオン奪還宣言

“20回の開催”の意義は大きく、長谷見昌弘監督や星野一義監督といった日本を代表するドライバーの現役引退年度には、特別コンテンツも実施。また、その際にはゆかりある車両がレストアされ動態保存されるなど、ニッサン系レーシングカーを後世に残す足がかりともなってきた。

 このように、いまやニッサンにとっても重要な意味を持つこととなったニスモフェスティバルだが、今年のオープニングではまずはスーパーGT500クラスでMOTUL AUTECH GT-Rを駆る松田次生と、田中利和ニッサンチーム総監督があいさつ。そして、そこで語られた言葉は「来年は必ずチャンピオンを取ります!」というものだった。

 一年を締めくくるイベントでのいきなりのチャンピオン獲得宣言に、ファンは大喜び。勝利を飾ったスーパーGT最終戦での勢いそのままに、2017年のニスモフェスティバルも力強く幕を開けた。午前中、引き続き行われたのは『ニスモカーズパレード』や『サーキットサファリ/レーシングカー同乗走行/サーキットタクシー』といったコースイベントと、メインスタンド裏でのステージイベント。

 特に、『なりきりKIDS』や『レースクイーンステージ&フォトセッション』といったステージイベントには、コアなレースファンのみならず家族連れなども訪問。参加型から観覧モノまで、今年もすべてのお客さん楽しめることを意識した催しが多数用意された。

■トークショーにはドリキン&コマスも登場

 その後、コース上では『Zチャレンジエキシビションレース』と『NISSANヒストリックカーエキシビションレース』といった本格的なレースが実施されたが、一方で、ステージでは “恒例の”トークショーが行われた。今年のトークショーは20周年を記念し『FESTA 20th Special Talk』と命名。長谷見監督、星野監督に加え、60〜70年代にニッサンのワークスドライバーとして活躍した高橋国光や、とともにグループAレースを戦った土屋圭市がゲストとして参加。トークでも魅せる“ドリキン”を先導役に得たトークショーは例年以上の盛り上がりをみせ、会場は終始笑い声に包まれた。

 長谷見監督、星野監督、高橋氏の降壇後は、その次の世代となる影山正美と本山哲が登場。さらにJGTC全日本GT選手権ではスカイラインGT-Rを操り、98年、99年とシリーズを連覇したエリック・コマスもゲストとして加わった。

 自ら「“昭和”38年生まれ」と語るコマスは、「カナリワスレマシタ」と言いながらも、流暢な日本語を披露。引き続き壇上に残った先輩たちとともにマル秘トークを展開しつつ、20年近く前に操った車両が当時さながらに走行できることに驚いていた。

今年もニスモフェスティバルには多くのニッサンドライバーが集結した。
イベントにはひさびさにエリック・コマスも登場した。
レジェンドドライバーたちによるトークショーの様子
レジェンドドライバーたちによるトークショーの様子


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