22日にスーパーGT300クラスに参戦する『TEAM UP GARAGE』が体制発表を行い、中山友貴のチームメイトとして小林崇志が新たにチームに加わることとなった。参戦車両はGT300マザーシャシーのトヨタ86を継続。8月の鈴鹿10時間耐久レースへの参戦も表明した。
クルマ、バイクのユーズドパーツ販売店を全国に150店舗以上展開するアップガレージは、モータースポーツにも積極的に関わり、D1グランプリをはじめさまざまなカテゴリーに参戦。2015年からはレーシングプロジェクトバンドウとタッグを組み、『TEAM UP GARAGE with BANDOH』としてスーパーGT300クラスを戦っている。
アップガレージは創業の地である横浜町田にアップガレージ横浜町田総本店をオープン。22日に落成式を実施し、そこで今シーズンの『TEAM UP GARAGE』の体制発表も行われた。
今年はレーシングプロジェクトバンドウとの共同プロジェクトではなく『TEAM UP GARAGE』として単独で参戦。メンテナンスはRS中春が引き続き担当する。スーパーGT参戦開始からドライバーを務める中山友貴が今年も継続。さらにチームメイトには鈴鹿レーシングスクール時代の同期でもある小林崇志が加わった。
監督を務める石田誠は、「レーシングプロジェクトバンドウと共に2015年からスーパーGTに参戦してきましたが、3年間のジョイントプロジェクトが無事終了し、我々単体としてのチーム運営を2018年から行っていきます。スーパーGTにフル参戦と8月の鈴鹿での10時間耐久レースにもすでにエントリー済みで、このパッケージで参戦していきたいと思います」と『第47回サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レース』への参戦も表明。
「新しく小林君という有望なドライバーと15年からずっと参戦している中山君。今年はマシンも大幅にバージョンアップされ、このふたりのドライバーで負ける要素はないと思っています。3年間なかなかいいパフォーマンスを出せなかったのですが、2018年はもちろん表彰台を目指し、シリーズチャンピオンを獲り、そして鈴鹿10時間でも勝利を狙っていきたい」と意気込みを語る石田監督。