シリーズエントリーリストも公開され、いよいよ2018年の開幕戦に向けて動き始めているスーパーGT。今季、GT500クラスにはひさびさに初めてGT500に挑戦するチームとして、NDDP RACING with B-MAXがニッサンGT-RニスモGT500で参戦する。ステアリングを握る本山哲と千代勝正から、岡山国際サーキットで行われたメーカーテストと、2月24日に横浜で行われたニッサン/ニスモのモータースポーツ活動計画発表会で2018年に向けたコメントを聞くことができた。
スーパーフォーミュラや全日本F3ではB-MAX RACING TEAMとして活動しているNDDP RACING with B-MAXは、スーパーGTでは2017年まではGT300クラスに参戦。トップチームのひとつとして、数多くの勝利を飾ってきた。
迎える2018年、チームはニッサン陣営の1チームとして、いよいよGT500クラスに参戦する。ドライブするのは本山と千代だが、本山は17年からF3でB-MAX RACING TEAMのエグゼクティブアドバイザーを務めているほか、千代も長年全日本F3をともに戦っているほか、12年にはGT300も同チームから戦っている。
そんなチームは、GT500初年度となる2018年に向け、2月22〜23日に岡山国際サーキットで初のテストに臨んだ。セパンではNISMOの23号車をドライブしていた本山と千代も、そこで初めてチームとともにテストに臨んでいる。
レクサスやホンダのライバルとともに走行を開始したNDDP RACING with B-MAXの3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rだが、ベストタイムは初日、2日目とも下位のまま。それというのも、ふたりはチーム初のGT500テストということもあり、慎重にテストを進めていたのだ。