スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、28日付けで8月6〜7日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGT第5戦の参加条件について発表したが、このなかでJAF-GT300車両に大きな変更が見られている。
さまざまな車種が参戦するスーパーGTでは、各車両ごとの戦力を均衡化させるために、毎レースごとに“参加条件”が提示される。参加するエントラントは、この条件に従って性能調整(BoP)を行わなければレースに参加することはできない。
GT500クラスのホンダNSXコンセプト-GTについては変更ないが、GT300クラスは、4車種のJAF-GT車両(マザーシャシー含む)に対して大きな変更が施されている。最低重量やエアリストリクターのテーブルに変更はないが、新たに最低地上高と燃料補給装置の給油リストリクターに変更が加えられた。
最低地上高については、もともと厚10mm(±2mm)のスキッドブロックが装着されていたが、基準面とスキッドブロックの間のスペーサーが、これまでの5mmから10mmに増やされることになった。必然的に車高は5mmアップとなる。また、燃料補給装置については、流量リストリクター(内径27.5mm)が適用された。
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