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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.04.07 16:32
更新日: 2018.04.07 16:57

スーパーGT:雨に翻弄されたGT500予選でKEIHIN NSXがポール獲得。デビュー戦のバトンは5番手

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スーパーGT | スーパーGT:雨に翻弄されたGT500予選でKEIHIN NSXがポール獲得。デビュー戦のバトンは5番手

 2018年スーパーGT第1戦岡山、GT500クラスの今季最初のポールポジションはKEIHIN NSX-GTの塚越広大が獲得した。注目のジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)はQ2に出走、予選5番手となっている。 

 午前中、フリー走行のセッション終盤には強い雨に見舞われた岡山国際サーキット。その後もパドックレベルでポツリ、ポツリと雨滴が感じられるなどしていたが、午後2時45分からの予選開始時は天候曇り、路面は同時刻開始のGT300クラスのQ1のタイム動向から判断する限りは完全ドライである。

 ただ、依然として風は強く、寒いコンディションだ。GT300のQ1開始時で気温9度、路温15度。

 GT500クラスのQ1は予定通り15時05分にスタートした。フリー走行でギヤボックスからのオイル漏れと見られる症状に見舞われた2台のホンダ勢、Epson Modulo NSX-GTとRAYBRIG NSX-GT、そしてフリー走行後のサーキットサファリ中に関口雄飛がクラッシュを喫してリヤウイング等を破損したau TOM’S LC500も含め、全15台がQ1に臨む。Q2への突破枠は今年も“8”である。

 GT500へのレギュラー参戦は今季が初めての選手のなかでは、WAKO’S 4CR LC500のフェリックス・ローゼンクビスト、WedsSport ADVAN LC500の山下健太、そしてフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rの高星明誠がQ1に出走してきた。

 DENSO KOBELCO SARD LC500の小林可夢偉とRAYBRIGのバトンはチームメイトがQ1を担当する形となった。

 動き出しはやはり終了時刻からの逆算ベースで、残り13分を切った頃からブリヂストン勢を中心にコースインが本格化。寒いためか、通常に比べて早めの印象だ。残り7分半となる頃までには全車がコースイン、比較的ゆっくり動き出したのはミシュラン勢と、ヨコハマを履くフォーラムエンジニアリング GT-Rだった。

 残り4分を切って、MOTUL AUTECH GT-Rの松田次生が1分19秒137でまずトップに立つ。松田は1分18秒370へとタイムを詰め、しばらくトップをキープ。その間に2番手以降は続々とタイム更新と順位入れかわりが続き、残り30秒となる時点では全15台が約1.1秒に入る接戦となった。

 残り30秒時点でのトップ8はMOTUL GT-Rの松田、フォーラムエンジニアリングの高星、KEIHIN NSX-GTの小暮卓史、WAKO’Sのローゼンクビスト、CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rの千代、ARTA NSX-GTの野尻智紀、KeePer TOM’S LC500のニック・キャシディ、RAYBRIGの山本。

 その後も激しい順位変動が続き、このなかではキャシディがトップ8圏外へと脱落。

 代わってWedsSportの山下がQ2進出を果たしている。最終的なトップは高星で、2~4番手が山本、小暮、松田。


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