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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.05.03 21:29
更新日: 2018.05.03 21:36

愛弟子WAKO’S大嶋和也が予選2番手「今までにないくらい緊張していた。みなさんの期待は自覚しています」

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スーパーGT | 愛弟子WAKO’S大嶋和也が予選2番手「今までにないくらい緊張していた。みなさんの期待は自覚しています」

 急逝した山田健二エンジニアが手塩に掛けて育て、将来を期待していたドライバーのひとりである大嶋和也。愛弟子でもある大嶋が、山田健二エンジニア亡きあとの最初のレースで予選2番手を獲得した。エンジニアを田中耕太郎氏が引き継ぎ、新体制で迎えたWAKO’S 4CR LC500のスーパーGT第2戦富士。大嶋はどのような心境でセッションに臨み、予選日を戦ったのか。

「予選は合わせきれない部分があったといえばありましたが、初めてこの体制で戦うレースとしては充分すぎる結果だったんじゃないかなと思っています。38号車(ZENT CERUMO LC500)にはうまくスリップを使われてしまいましたし、僕もセクター3で失敗してしまった部分があるので、完璧なアタックができていれば、あとコンマ2秒は詰めれてポールは行けたと思います。でも、なかなか今回の状況で完璧なアタックをするというのも難しいですからね」

 まずは冷静に予選を振り返る大嶋。大嶋がアタックを担当したWAKO’S 4CR LC500は開幕戦で4位に入っており、16kgのウエイトハンデを搭載していた。ZENTよりも10kg重い状態でのコンマ1秒差の予選2番手は、実質、ポールポジションと同等以上のパフォーマンスと言える。

「1回目のアタックと2回目ではセットアップは少し変えています。ちょっとオーバー気味だったので、アンダー方向にしてもらいました。コンディション的にもアンダー方向に行くので、そのあたりの判断も難しかったです」

 今回から山田健二エンジニアに代わり、田中耕太郎エンジニアがチームに加入したWAKO’S。田中エンジニアとの作業はどんな感触だったのか。

「耕太郎さんとはスーパーフォーミュラのルーキーテストで一緒に仕事させてもらったことがありますが、レースでは初めてです。今回は(山田)健二さんと進めてきたデータがあったので、それをベースに進めてもらいましたが、耕太郎さんとも全然、違和感なく進められています」

「30分の練習走行も雨上がりで路面コンディションが良くないので、とにかく分からないという状況でした。オーバーが強い状況でしたけど、どこまで直していいものかわからなかった。でもそのあたり、(田中)耕太郎さんも経験が豊富なので、慌てることなく対応することができて、あのポジションで走ることができました」


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