スーパーGTニュース

2018.05.19

GT500のエンジン戦争はパワー開発だけでなく運用面でも激化。狙いどころを絞った戦略的新発想


2018年スーパーGT第3戦鈴鹿予選日

 優勝はニッサンGT-Rに奪われたものの、スーパーGT第2戦富士で復活した印象のあるレクサスLC500勢。その躍進の要因の大きな背景に、第1戦岡山の後、エンジンに発見があったようだ。TRDエンジン開発責任者の岡見崇弘氏に第3戦鈴鹿予選前に話を聞いた。

──開幕戦では出力を抑えて使っていて、第2戦富士に向けて発見があったと聞きました。

「開幕前のテストでエンジンが2基ブローしました。どうして壊れたのかその時点で分からなくて、開幕戦では全体に出力を抑えていました。その後、原因調査のためにベンチにエンジンを載せていろいろ試験していくなかで、こういうことが原因につながったのかなというところがある程度見えたので、その点に気をつけて運用していけばブローは防げるというメドが立ちました」

──第1戦岡山から第2戦富士でどれくらい出力は上がったのでしょうか?

「そんなに劇的に加速が変わったというわけではないと思いますよ。富士での感覚では我々が正常な位置にきていて、逆に周りが抑えていませんかという感じもしました」

──第2戦で抑えて、今回の鈴鹿を狙ってきていると。

「たとえばそういうことです」

──エンジンが年間2基に制限されていると、どこかで抑えて使う必要がありますか?

「あると思います。みんなが勝ちを狙っているところいっても勝てるのは1台なので、チームの戦略としてみんなが来ないところに集中するという考え方もあると思うんですよね。そこはメーカーの考え方もあるだろうし、チームの戦略もあるでしょうね」


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