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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.05.20 20:46
更新日: 2018.05.20 21:10

2度目の表彰台に立ったバトン。レース後に語ったスーパーGTの難しさとル・マン24時間への抱負

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スーパーGT | 2度目の表彰台に立ったバトン。レース後に語ったスーパーGTの難しさとル・マン24時間への抱負

 スーパーGT第3戦、3戦目にして2度目の2位表彰台を獲得したRAYBRIG NSX-GTの元F1チャンピオン、ジェンソン・バトン。これで山本尚貴とともにシリーズランキングトップに立つことになったが、今回のレースをどのように振り返るのだろう。レース後に聞いた。

   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

──鈴鹿サーキットでのスーパーGT第3戦を振り返っての感想を教えてください。

「ハッピーだよ! レースではトラフィックでのオーバーテイクとかも楽しめることができた。ミディアムタイヤからスタートして、気温も低かったのでリヤがスライドして走るのが難しかったけどね。それにセーフティカーが入って、リスタートの時はグリップがなくて最終コーナー近くでスピンしてしまったよ。それで(山本)尚貴のスティントは8号車(ARTA NSX-GT)が履いてたのと同じソフトタイヤにしたんだ。最初のスティントは、8号車がソフトで僕がミディアムで難しかったからね」

「その後、第2スティントでは、尚貴は8号車を捉えそうなところまで行った。岡山の17号車(KEIHIN NSX-GT)との時みたいにね。もちろん勝ちたかったけど、2位という結果は良い1日だったよ。チャンピオンシップをリードしているしね。予選では初めてQ1を担当したけど、Q2を担当したかったよ」

──セーフティカー(SC)スタートの経験はスーパーGTでは初めてですよね?

「SCは去年の鈴鹿1000kmで経験しているよ。SC自体は問題ないけど、SC中の速度が遅くなるからタイヤの温度がかなり下がってしまう。ソフトだったら良かったんだけど、すごいオーバーステアでスピンしてしまったんだ。松浦(孝亮)が昨日の予選でスピンしたでしょ。決勝では武藤(英紀)もコールドタイヤでクラッシュして、(ベルトラン)バゲットもコールドタイヤでスピン。だから本当に難しいんだよ。他のレースとは全然違うなと感じるよ」

「今日もリヤタイヤにピックアップ(タイヤかすが取れずに自分のタイヤについてグリップダウンする現象)が起きたんだ。尚貴とはレース前に『スピンするときはスピンするものだからアグレッシブに行こう』って話していたんだ。ピックアップは前のレースまでよりだいぶ良くなったけどね」

──セーフティカー明けの再スタートでは1コーナーでKeePer TOM’S LC500に抜かれてしまいました。

「もちろん、抜かれたくなかったけど、ニック(キャシディ)がいいドライバーなのはわかっているし信頼しているからね。それまで20周にわたっていいバトルができたよ。でも、あの場面ではクラッシュしたくなかったから距離を置いていたんだ。結果的に、お互いとても近くでチェッカーを受けることになったけど、相手はチャンピオンだからいいよね」

2018年スーパーGT第3戦鈴鹿サーキット決勝
トップとのバトルも叶わず2位チェッカー後の山本尚貴を労るジェンソン・バトン


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