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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.05.29 17:33
更新日: 2018.05.29 17:37

ポルシェの“本気”が見える新GT3 R。「多くのカスタマーに受け入れられるはず」

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スーパーGT | ポルシェの“本気”が見える新GT3 R。「多くのカスタマーに受け入れられるはず」

 2018年に向けて、ベントレー・コンチネンタルGT3やアストンマーチン・バンテージ等新たなGT3カーのカスタマー向けのデビューが予定されているが、なかでも注目なのが5月11日に発表されたポルシェ911 GT3 Rだ。その改良点のポイントを、ポルシェのモータースポーツ/GTカー担当副社長であるフランク・シュテファン・バリザー博士に聞いた。

 GT3の黎明期からカテゴリーを支えてきたポルシェだが、ドイツやイタリアを中心とした各スポーツカーメーカーが多くの魅力的なマシンをマーケットに投入してきたことから、相対的にシェアは低下していた。2016年からは現行のタイプ991のデリバリーが始まり、今季はさらにフロントの空力を改善するアップデートパーツを販売。その競争力はニュルブルクリンク24時間での優勝や、スーパーGTでの活躍でも証明されている。

 そんなポルシェ911 GT3 Rのさらなるパフォーマンスアップを狙ったのが、今回発表された2019年モデルのGT3 Rだ。GT3カーは最終的にシリーズによる性能調整が施されるため“圧倒的に速い”というわけにはならないが、これまでの弱点をつぶし、GT3の特徴である“クルマを買うカスタマーチーム&ジェントルマンドライバー”を意識した改良が施された。その範囲は、これまでのモデルのアップデートは対応していないほどだ。

 このGT3 Rについて、ポルシェのモータースポーツ/GTカー担当副社長であるフランク・シュテファン・バリザー博士に話を聞くと、「基本的に911のコンセプトは前モデルと同様だが、ひとつひとつのディテールはすべて新しくなっており、同じ部分はまったくないはずだ。ドライビングフィールを含めてね」と教えてくれた。

シュテファン・バリザーとともに新911 GT3 Rのプレゼンターを務めたヨルグ・ベルグマイスター(左)。
2019年からデリバリーが予定される新ポルシェ911 GT3 R
2019年からデリバリーが予定される新ポルシェ911 GT3 R


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