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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.07.01 21:45
更新日: 2018.07.01 22:01

DENSO可夢偉とau関口の限界トップバトル。可夢偉スーパーGT初優勝でレクサスがトップ4独占【GT500決勝】

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スーパーGT | DENSO可夢偉とau関口の限界トップバトル。可夢偉スーパーGT初優勝でレクサスがトップ4独占【GT500決勝】

 スーパーGT第4戦タイの決勝レースが7月1日、タイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、GT500クラスはDENSO KOBELCO SARD LC500が優勝。トップ4をレクサス勢が占め、ファイナルラップでガス欠リタイアしたau TOM’S LC500を含めば実質、レクサス勢がトップ5という圧巻の強さを見せた。

 スコールに翻弄された前日の予選とは対照的に、決勝レースは快晴。気温32度、路面温度47度のドライコンディションで、66周にわたるレースが幕を開けた。

 クリーンスタートの後、2番手スタートのKEIHIN NSX-GTに襲い掛かったのは、3番グリッドからスタートしたDENSO KOBELCO SARD LC500のヘイキ・コバライネン。3コーナーの飛び込みでアウトから仕掛けると、その先でオーバーテイク。DENSO KOBELCO SARD LC500が2番手に浮上する。

 その間、先頭を走るMOTUL MUGEN NSX-GTの武藤英紀は周回ごとに2番手以下を引き離し始め、5周で約2秒のアドバンテージを築いた。

 一方、ジェンソン・バトンがステアリングを握る5番手スタートのRAYBRIG NSX-GTはさすがに最重量64kgのウエイトハンデがレースでは厳しいか、この序盤で苦戦。6番手のWedsSport ADVAN LC500の山下健太に5周目の最終コーナーで、続いて6周目1コーナーの飛び込みでカルソニック IMPUL GT-Rのヤン・マーデンボローにも交わされ、7番手に順位を落とす。

 RAYBRIG NSX-GTは続いてWAKO’S 4CR LC500のフェリックス・ローゼンクヴィスト、au TOM’S LC500の中嶋一貴にも交わされ、その後もペースが上がらず、ずるずるとポジションダウンしてしまう。また、8番手スタートのARTA NSX-GTも他車と接触したこともあり、順位を大きく下げてしまった。

 10周をすぎたあたりで4番手争いが激化。KEIHIN NSX-GTをねらったフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rが、マシンをヒットさせながら競う間に、WedsSportの山下が2台をごぼうぬき。さらにその後ろからWAKO’Sも迫る。

 14周目、WAKO’Sのローゼンクヴィストが3コーナーの飛び込みでKEIHIN NSX-GTをオーバーテイク。ローゼンクヴィストは11番グリッドから序盤に大きく順位を上げる激しい追い上げを見せ4番手に浮上すると、さらに後続を引き離す。

 WAKO’S ローゼンクヴィストの勢いその後も続き、3番手WedsSportに迫る。その間にトップ争いも激化。18周目、まずトップのMOTUL NSX-GTに2番手のDENSOがレースリーダーの座を奪うべく迫る。


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