7月1日にタイ・ブリーラムで行われたスーパーGT第4戦タイの決勝レース。戦いを終えてスーパーGT500クラスを制したDENSO KOBELCO SARD LC500のヘイキ・コバライネンと小林可夢偉が優勝会見に出席し、勝利の喜びを語った。
DENSO KOBELCO SARD LC500
ヘイキ・コバライネン
「いいレースだった。カムイさんと勝ててうれしいよ。ジェットコースターのようなシーズン序盤だった。岡山は悲惨な結果だったけど、富士は素晴らしく、そして鈴鹿は悲劇的な終わり方だった」
「ここでいい成績を出すために懸命に作業をしてきたし、マシンに進歩も多かった。この週末、マシンは素晴らしいパフォーマンスを発揮していた。タイヤに関してはほかのレクサスとは違う選択をしていて、どっちが良かったのかはわからないけど、ペースに大きな違いはなかったと思う」
「予選結果を踏まえてコース上でのポジションを優先することにした。だから今日の結果は重要だし満足している。それと同時にセキグチさんやTOM’Sの結果は残念に思うよ。彼らは素晴らしいレース運びをしていて、表彰台にふさわしい戦いぶりだったからね。モータースポーツは時に非情な結果に終わるものだ」
「ポイントランキングトップになったけど、今の時点でそのことに大きな意味はないと思っている。今後数戦の目標はポイントを積み重ねて、ランキング上位の集団に残り続けること。鈴鹿でポイントを逃しているからね。今回の結果は予想以上だけど、スーパーGTは最終戦でチャンピオンが決まるシリーズだから」
「マシンはどんなコンディションでも速さを発揮するし、チームも素晴らしい仕事ぶりだ。カムイさんも初めてのサーキットで難しい状況だったと思うけど、素晴らしいパフォーマンスだった。パッケージ全体として機能していると思うよ」