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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.07.23 10:56
更新日: 2018.07.23 11:40

スーパーGT:500マイルの第5戦富士エントリー発表。GT300に織戸、峰尾、柳田など強者がそろう

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スーパーGT | スーパーGT:500マイルの第5戦富士エントリー発表。GT300に織戸、峰尾、柳田など強者がそろう

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは7月23日、富士スピードウェイで8月4~5日に開催する第5戦のエントリーリストを発表。両クラス合計で44台がエントリーしている。

 シリーズ唯一の海外ラウンドである第4戦タイから約1カ月ぶりにスーパーGTが日本国内に戻ってくる。戦いの舞台となるのは5月の第2戦と同じく富士スピードウェイだ。

 ただし、レースは前回の500キロではなく500マイル、約800キロ、177周で争われる長距離戦。今年からは鈴鹿1000kmが開催されなくなったため、この500マイルというレース距離はシリーズ最長となる。

 スーパーGT500クラスは15台全車がエントリー。WEC世界耐久選手権に出場するため5月の第2戦を欠場した中嶋一貴や小林可夢偉も名を連ねている。

 ウエイトハンデではKeePer TOM’S LC500、WAKO’S 4CR LC500、MOTUL AUTECH GT-R、ZENT CERUMO LC500、DENSO KOBELCO SARD LC500、RAYBRIG NSX-GTの6台が燃料流量リストリクターによる調整を受ける。このうちDENSO LC500については、ほかの5台より1段階リストリクター径が絞られる。

 同じ富士スピードウェイで開催された第2戦では、富士を得意とするニッサン陣営のMOTUL GT-Rが勝利を掴んだ。第5戦でもニッサン勢が勝利を掴むのか、それとも今季好調のホンダ勢、第4戦タイで上位を独占したレクサス勢が反撃に転じるだろうか。

 スーパーGT300クラスは合計で29台が参加。レース距離が長いこともあり、すでにアナウンスされている30号車TOYOTA PRIUS apr GTの織戸学やGULF NAC PORSCHE 911の峰尾恭輔を含めて、計12チームが第3ドライバーを招集している。

 なかでも注目なのはEIcars BENTLEYに招集されたジュール・グーノンと、RUNUP RIVAUX GT-Rの柳田真孝だろう。

富士と鈴鹿の公式テスト、スーパーGT第5戦富士に参加予定のジュール・グーノン
富士と鈴鹿の公式テスト、スーパーGT第5戦富士に参加予定のジュール・グーノン

 開幕前のテストでもベントレーをドライブしたグーノンは、2017年からベントレーのワークスドライバー“ベントレー・ボーイズ”に加わったひとり。2017年にはスパ24時間で総合優勝を飾っており耐久レースでの経験は充分だ。

RUNUP GT-Rの第4ドライバーに決まった柳田真孝

 もうひとりの柳田はGT500、GT300で2回ずつのシリーズチャンピオンに輝いているベテランドライバー。昨年はHitotsuyama Audi R8 LMSをドライブしていたが、今年はスーパーGTにフル参戦していないため、ひさしぶりのGT参戦となるが、その実力は誰もが知るところ。  

 第2戦ではARTA BMW M6 GT3がポール・トゥ・ウィンを飾ったGT300クラス。上述したドライバー布陣はもちろん、レース距離やウエイトハンデなども変化しており、こちらも目が離せないバトルが繰り広げられそうだ。

 なお、GTAは7月10日付けで発表したブルテンで第5戦富士のピットイン義務回数についてアナウンスしており、両クラスとも「決勝レーススタート後(フォーメーションラップを終了し、走路上のスタートラインを通過した後)、ドライバー交代を伴う最低4回のピットインが義務付けられる」とされている。


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