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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.08.05 20:23
更新日: 2018.08.05 20:26

GT-Rトップ3独占の前半から一転、まさかのサバイバル戦を制し、トムスがスーパーGTで初の1-2達成【GT500決勝】

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スーパーGT | GT-Rトップ3独占の前半から一転、まさかのサバイバル戦を制し、トムスがスーパーGTで初の1-2達成【GT500決勝】

 真夏の耐久戦として初開催500マイル(約800km)の長丁場で争われたスーパーGT第5戦富士スピードウェイは、波乱の177周をくぐり抜けたau TOM’S LC500がトップチェッカー。2位にはチームメイトのKeePer TOM’S LC500が入り、大量ボーナスポイントを手にしたトムス勢が、選手権争いを優位にする大きなリザルトを手にした。

 第4戦タイの結果から、戦前の予想では36号車au TOM’S LC500が本命視されて幕を開けた真夏の富士戦。しかし、週末も全国的に新記録を更新し続ける猛暑の影響が色濃い暑さのなか、予選から他を圧倒する強さを見せたのはMOTUL AUTECH GT-Rを筆頭とするGT-R勢だった。

 ハンデウエイトと1ランクダウンの燃料リストリクターをものともせず、土曜の公式練習から予選Q1、そして予選Q2と全セッションでトップタイムを記録した23号車に加え、予選2番手のフロントロウには高星明誠が見事な予選アタックを見せたフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rが並び、4番手に23号車と同じくミシュランタイヤを装着するCRAFTSPORT MOTUL GT-R、5番手にカルソニック IMPUL GT-Rと、ニッサン陣営は予選トップ5に全4台を送り込む大躍進を見せる。

 そのGT-R勢に対し、3番グリッドから発進する36号車トムスとレクサス陣営が、どんな戦略で迫るかがレース序盤の焦点となった。

 13時30分のパレードラップ開始からフォーメーションを経てクリーンにスタートを切ったGT500の隊列はトップ3に変動なく、後方では6番手スタートのWedsSport ADVAN LC500が4番手にジャンプアップ。2台のGT-Rの前に出てニッサン陣営の分断を試みる。

 しかし、2周目に早くも反撃に出たGT-Rは3号車がポジションを取り返し、翌周には36号車とサイド・バイ・サイドでニッサンのワン・ツー・スリー体制を狙うも、ここは関口雄飛が前に出ることを許さず。千代勝正は7周目にバトルの余波か、コースオフを喫して4番手から7番手へと大きくポジションを下げてしまう。

 一方、首位を行くロニー・クインタレッリの23号車は4周目にファステストを記録してひとり1分31秒台を刻み、10周目には2番手に対し約3秒のマージンを構築していく。

 ファーストスティントで奮闘を見せた7番手スタートの1号車KeePer TOM’S LC500のニック・キャシディは、スタートから12号車、19号車とかわし、3号車のドロップと合わせて4番手にまで浮上する。

 しかし20周目にKeePerがカルソニック IMPUL GT-R、佐々木大樹の逆襲に合うと、チームメイトの援軍を失った36号車は孤軍奮闘とばかりに22周目の最終コーナーから車速を乗せ、2番手の24号車に並びかけ、翌周の1コーナーでインからクリーンにオーバーテイク。23号車追走体制に入っていく。


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